今年の行商終了

今年はクラフトショーを一つ、街のイベントを二つ予定して出かけた。これも年齢か・・・だんだん出かけるのが億劫になり、二日間のショーは気が重いようになってきた。街の1日で済むイベントはその点気軽で費用も安い。高級な服などを売っている人は安いショーでは売れない、と言っていたけど、私の売っているものでは料金の高いショーへ出かけるのは考えてしまうし、そこで売れる自信がない。

一昨年のコロナ後のイベントは大盛況でどこへ行っても驚くほど売れたが、今年はすっかり様子が変わり、全く売れない。彼は初めて出かけた時にテーブル織り機でざっくり作ったスカーフなどが喜ばれたから、そういうのを安値で作ったら良いというのだけれど・・・・細かい物が織れる織り機があるのに、安く作りたいから、安い糸、そして糸が少なくざっくり早く織れる物を作る、という発想から作り始めるのは、ちょっと楽しくない。もちろんお金をかければ良いというものでもないんだけれど、最初はそれしか選択技がなかったからそうなったのであって、色々と選択技が増えた事で考える事も増えるし、やりたい事も変わってくる。

でも街のイベントでは20−30ドルくらいのものが無いと売れない。昨日の収穫祭では隣に焼き物のブースがあったけど、ちょい傷あり品5ドル、普通に売っている商品も手頃な値段で、朝ふた箱あった5ドル商品は売り切れていたから、街のイベントで人が買いたい物ってそういうものなのだと思う。

ということで、昨日の収穫祭での私の収穫は0。私のサポーターが二人、買ってくれた。身内買い的な感じ。でも、ボランティアの人が食事を安く提供したり、主催者のご家族も参加していて、マッサージをしてもらったり、1日楽しく遊んだ。今回は織りのデモをやって、demoで作る物の商品化は難しいので、参加型にして参加者プレゼントという企画で持っていった。これも織り上げて早くに終わらせたい。

で、今年の行事は11月のギルドのショーとセールだけになった。これもシフトのノルマはあるものの、天気の心配をしながらテントやテーブルを運んで出かけるのに比べたらとても楽なので、これは本当に楽しいばかりのイベントである。ベンダー料金というのも特にない、売れたらその中から1割ちょっとを支払う約束だからプレッシャーが少なく参加できる。お膳立てはギルドでしてくれてありがたい上に、出かければ織物の山で、それを眺めるのがいちばんの楽しみ。

ともかく、今年の自分行事を終えて、来年のことを考え始めている、新しい場所を考え中。

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