ここの管理人「あーる」は北米、ニューヨーク州のフーシックフォールズという小さな村に住んでいます。

日本にいた時には自分が日本人であるとか、宗教、文化なんて事に全く関心がありませんでしたが、外国に来て初めて実感しました。あー日本人だってこと。お寺へなんて滅多に行った事がないけれど、仏教と神道の国で育ったんだという実感。
アメリカも最近では教会へ足を運ぶ人が減っているみたいだけれど、この小さな村にも通りに教会が４つはある。小さな村なんだから一個でいいんじゃないかと思うけれど、日本で街を歩けば美容院が軒並みって感じに教会がある。
自分が仏教徒だと思った事はなかったけれど、日本で暮らしていただけでも仏教や神道の影響を強く受けていた事を実感した。そしてアメリカはキリスト教国で私目線で見ると不思議だと思う事が多い。でも人の世はどこもそう変わりがないと思う事も多い。

私は最終学歴である学校でピアノを専攻したのだけれど今やっている事は織物。ピアノは全くの趣味、自己満足になっている。早い話「ピアノを専攻しました」と言えるほど弾けない。どれほど弾けたら言えるのかもわからないけど、一度ダンス教室のピアニストの話があった。リズムやテンポで要即興演奏と言われて・・・・絶対無理、チャレンジすらできなかった。どんなに簡単と言われても譜を見てすぐに弾けないし、地道にコツコツ練習して何がしかを弾くというスタイルだから、できることはとても限られている。

つまり音楽で人の輪に入る事はできなくて、まさかの織りを始めて初めて外国での社会進出を果たした感じ。いろんな人に助けて貰っている。年齢を考える時、いい加減そろそろ助ける方の年齢だろうと思うのだけれど、未だに面倒を見て貰っている。年齢では測れない、末っ子気質は一生モノだ。このまま穏便に。。。と願っている。

というような管理人「あーる」の日記です。遠く離れた日本の人たちへの生存メッセージ。