慣れとは怖い

ピアノ室が準備できたと昨日載せた写真。
「もっと綺麗にして撮りなよ」と言われ「え?綺麗じゃん」と思ったのだが、どうやらピアノの上のごちゃっとした物が美しくないと言うご指摘。

そう言われてみれば・・・なのだだけれど、これでも普通よりもずっと物が少なく、私の感覚ではこんなのないに等しい。でも確かに要らない物がごちゃっとのってる。

家でいつも紛れもない部屋着で過ごしていると・・・公共の場に出るのにはどうかと思う服装だという感覚も薄れてしまうみたいに、ピアノの上も下も物で一杯が普通だったから、こんなに綺麗になったのは久方ぶりで、これが見苦しいとは全然思わなかった。

今日はせっかく物を退けたのでピアノにかかっている生地を洗おうと全部取り外した。すると、音が響く、響く、全然音が違う。生地一枚がこんなに消音してたなんてと驚く。狭い部屋だから音量はない方が良いけど、よく響く音は気持ちが良い。

多分ちょうど今頃ピアノを積み終わってこちらに向かう頃じゃないかと思う。狭い通路のものを退けて、要らないものをとりあえず居間に運んで準備万端だと思う。特に親しかったわけではないのだけれど、コンサートシリーズの運営を手伝っていた人で、出掛けるたびに親切に声をかけてくれた人の一人。そのコンサートシリーズも発起人さんが高齢で去年からだったか?別なグループに引き渡した。コンサートシリーズの名前も場所もそのまま引き継いではいるけれど、これから少しづつ変わっていくんじゃなかろうか。どんなピアノが来るんだろう。楽しみ。

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