ちょっとびっくりなキャンセル

私が会員になっているハンドクラフトのお店には小さい展示スペースがあり、毎月会員、もしくは外からのアーティストを招いてショーを開催している。おそらく個展を開くとなると場所代もバカにならないだろうと思うけど、ここでは場所代は取らない。展示してあるものが売れたらその代金から決められた割合の額が店に入る。つまり一つも売れなくても展示する方には損のない仕組みだ。で、その手伝いをする委員会に混ざり、私の初の仕事が今月、来週から始まるショーだった。このショーのために1月から契約書をかわし、2月にはWEBサイトに載せる記事と写真を頂き準備を進めてきた。ま、準備といってもここでは書類の受け渡しだけだったけど、委員会では申込者を選定し何月は誰が受け持つという話し合いをし、ウエブサイトのプロモーションなど細々といろんな人が関わっている。

それが風邪でぼーっとしていた月曜か?「娘の具合が悪くて個展ができない」というキャンセルのメールが届いた。代わりを探そうか、などとも書かれていたけれど、自分ができないから他に、と勝手に取り替えられて良いものではないだろうで、とにかく委員会の長老に連絡をした。風邪で寝込んでいなければ、そろそろ展示の日時を確認するメールを送っていた頃で今週の水曜までには、と思っていた矢先。委員会ではどうするのだろう、と思っていたら、年に一つくらいはこんなキャンセルがあるらしい。ただし、こんなに間際というのは珍しい様子。そして1月もキャンセルがあったので今年は続いて二つもって感じ。で、今回は今週で終わるはずだった個展をもうひと月延長して貰える事になった。誰か他に、と言っても通常は2ヶ月前から行うプロモーションをする時間もないので個展をして貰う人にも申し訳ないと。

ま、何があるかわからないもんである。で、来週の仕事は無くなったので、今の個展を片付ける時の手伝いに行く予定。今年は4月と8月の二つを受け持ったので5月になったらまた書類のやり取りが始まる。ショーの始まる時にはレセプションを行う決まりがあり、それはアーティスト自身が用意することになっているものの、見ていると店の会員が花を用意したり、飲み物、お菓子などを用意する人もいるので、予算ってあるのかと尋ねると自腹だそうだ。

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