今日は本番

今回参加させてもらっている大学のバンドの本番が今夜である。先週の火曜のリハーサルの後、楽譜を置き忘れてきてしまったことに木曜の午後に気がつき、金曜に彼が見に行ってくれたけどフォルダは見つからず、日頃学校に出入りしている彼は楽譜のありかを知っていたということで、私のパート譜を持ってきてくれた。しかし私が本当に必要なのは指番号やらを記入したものなので、土曜に店番へ出かけた時に必要な自分記号を書き加えて、楽譜を新たに作り直した。書いたら吹けるのかというと、そういう事ではないのだけれど、あれば少しマシ。フォルダが見つかるといいのだけど。。。。レッスン前のウォームアップの楽譜も入れてあったので、それが無いのも残念。練習をしないとはいえレッスンを受け始めた当初からやっているウォームアップも楽譜がないと満足に吹けないということがわかった。ピアノも同様だけど、何調、なんの音という意識がないらしく、楽譜を抜きにして吹き始めるとまずは主音の12度上の音ってなんだっけ?になり、そこから決まった形のアルペジオで降りてくる時にまず半音階が3つ、3度、5度、3度、3度の5度を間違う。ピアノだと鍵盤の幅でなんとなくわかるけど、クラリネットの音の幅と指はまだ全然繋がっていない。五線譜をみるとこの場所はこの指、みたいに覚えているのかもしれない。自分の頭の中の事でさえもよくわからない事が多いと気がつくのはこんな時。子供の頃から楽器は好きだったし、音楽は好き、得意!というような意識を持っていたけれど、実はとんでもない思い込み違いだったのかもしれない。考えてみれば憧れた歌手も体良く、キリ良く?先生から三下り半を言い渡されたし、副課でとったフルートも1年で波紋になった。どこが得意じゃ。そしてその時に「フルートよりもクラリネットなんかの方がいいんじゃない?」と言われたクラリネットを今手にしている。これも近所の女性に教えてもらっているが、隔週だから続いているのは先生の方も一緒だったりするかもしれない。私の吹くのを聞くのはとても忍耐がいると思う。もちろん、こちらもとても頑張って吹いているわけだけど、その頑張りはなかなか音に出ない。

今日は白黒の服を用意し、これからのんびり風呂にでも入って、とにかくリラックスしようと思う。始めた頃は2−3ヶ月あれば何とか吹けるかな、と思っていた曲が結局なんともならずに本番になる。楽譜の中のどの音なら吹ける、という確認ができたくらいである。ピアノも一緒だけど、3回くらい反復練習をすれば弾ける、吹けるというフレーズは本番で出来たためしがないから、今日も出来ない可能性の方が高いけど、それより何より、キーとかギーとかいう音を出さないことの方が大事な気もする。これは思いがけなく発生するので防ぐのがとても難しい。

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