やれやれ終わった、6月の行事

随分前から入れていた予定だから準備万端と思いきや、だらだら、ぐずぐずしているウチに本番はやってきて、なんだか特別に草臥れたクラフトショーだった。雨も落ちない天気には恵まれた方だと思うけど、風が強くて冷たかった。着る物を十分に持たなかった初日は一日中冷たい強風にさらされたので疲れたのだと思う。

集中力とか緊張感とかが上手くつながれば仕事も捗り、ってな具合になるんだろうけど。
今はガソリン代が高いので前日セッティングはやめて当日の朝にやろうと決めた。セットに時間はそうかからないけれど、のんびりしたいので7時くらいに現場入り、と思いきや起きたのが7時少し前だった。現場まで自動車で1時間。全然間に合わない。
アラームは5時半にセットしたのに何故かこの日に限ってスヌーズ機能を切ってしまい、ちょっと目を瞑ったらだいぶ寝てしまったみたい。コンタクトレンズを入れて時計を見ると6時44分・・・「?、5時じゃなくて??」アラームをかけ間違えたかと思ったくらいだ。ちょっとびっくりしたけど慌てる事もないかといつも通りにコーヒーを呑んで7時半頃に出発。テントを張る場所も秘密裏に知っていたので無駄に動く事もなく時間は余裕だった。ただ、いくつか持ち忘れ品があった。

私の両隣はジュエリーでそこにはいつも人が集まっていたけど、やはり相変わらず私のテントはそれに比べると人の入りが悪い。ただそんな事も経験上わかってきているので、初めての時よりも気にならなくなった。立ち止まる人は同業者、とまではいかないけれどファイバーアートに興味があるとか、アートの学校に行ってた、とかそういう人が多い。後は今年でここは3回目なので前に買ってくれた人が立ち寄ったりしてくれた。ただ、私は全然顔を覚えていないのでここで何を買ったと言ってもらって分かるわけで、以前にビーズジュエリーを売っている人が「顔を見れば何を買ってくれたかまで覚えている」という話を聞いたことがあるけれど、それはすごい技だと思う。あり得ない。

2日目は寝坊はしなかったけど、5分くらい走ったところで彼の携帯電話が無いことに気がつき行ったり来たりした。でも、30分もあれば準備はできるし、日曜の朝は割と人出が少ないのでやはりのんびりだった。日曜は土曜よりもさらに人の入りが悪く、でもトータルで見ると平均的な売り上げだったと思う。

やはり去年のような感じではない。物価が上がり、私もかなり値上げしたので「買う人がいるのかなぁ」という気持ちも少々あったのだけれど、いるのだなぁとありがたく感心している。1ダースしか用意できなかったタオルは完売したし、高値を付けたレース織のスカーフも一枚売れた。色々と凝った事を考えたりするのだけれど、人が欲しがるものは案外プレーンなものだったりする。本当のアーティストなら奇抜でありながら上手く馴染むようなものを作るのかもしれないけれど、なかなかそれは難しい。

次のテントは9月に予定を入れたので、それまでに作り足さないといけないものが結構ある。今年はテーブルランナーをまだ作っていないし、秋冬用にタオルも最低2ダースくらいは作りたい。生地は仕上がっているのにまだ縫えてない、袋作りもしたいし、頭の中にはたくさんの予定と構想、空想?が広がっているのに、全然行動が伴わない。このギャップは以前よりも大きくなっているかも。生活がかかっていないという呑気さゆえか。
とにかく終わった。秋はもう少しアクティブに頑張れるといいけど、夏は畑も忙しい。

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