些細なことが。

特に好きでない何かを継続するのはとっても難しい。運動や新しく始めた楽器の練習など。
レッスンを受ける通常の理由はその楽器を上手に演奏できるようになる為なんだと思うけど、私の場合はレッスンがなかったらバンドの次のシーズンまで楽器を取り出さないのではないかと思うので、先生には申し訳ないことなんだけれど、まずは「それ!」レッスンのおかげで最低2週間に一回は楽器を取り出す。意欲があればもう少し多く、でもそれが無いと本当に2週間に一回のお目見えになる。時間が経つのは恐ろしく早い。

楽器の組み立てが楽になったら、出したりしまったりのストレスが減って、たったそれだけなのだけれど、練習を始める時のエネルギーが少なくて済むようになった。そして大学のバンドの良いところは曲数が少ない。つまり集中して一曲を練習する時間ができること。そして1週間に一回は周りの音を聞いてどんな曲かを再認識。自分の役割が少しずつわかってくるので、夏限定のコミュバンより練習になるような気がする。とにかく、一人でやって楽しくないので、バンドだとか、レッスンという口実がないと続かない。そもそもの始まりがバンド参加なのだけれど、椅子と楽器が用意されても、参加するのはそう容易いことでないとしみじみ思うこの頃。
そして周りの人たちの真意はわからないが、むしろ知りたくもないが、私がどうであろうと圧力がかかってこないということが非常にありがたい。ま、ウチの夫のように誰それの音程が、とか言っているのを聞くに、色々と思っている人は多くいるのだろうと想像する。できるだけ迷惑をかけないように、できる範囲で参加することを目指している。これまた些細な願い。

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