これを設置するのに約4時間はかかったかな。糸を決めて、幅を決めて・・・あと心配は緯糸が十分にあるかどうかである。なんとなく「大丈夫かなぁ、いけるかなぁ」という感触で始めてしまった。色が気に入ったので。

この織り機を使うのは久しぶりで、最初はすでにセットしてあるものを持っていけば良いか、とも思ったのだけれど、ちょっとサービス精神を出してみた。この織り機では細かい織りはでいないし、凝った模様もできないが、この織り機ならではの面白さもある。小さなプロジェクト、太糸をザクザクと織るなど、手織り感が万歳の物ができるのだった。今回もスカーフ一個分の糸をセットし、会場で頑張って織りに挑戦をしていただき、みんなに織ってもらったスカーフはその中のどなたかにプレゼントをするつもり。シンプルな織り機だから丁寧に糸を通す、丁寧に打ち込む事に集中さえすれば、誰にでも織れる。ちょっとのでっこみ、引っ込みは愛嬌になるだろうし、毛糸だから洗ったら目立たないとも思う。しばらく使ってない織り機なので大丈夫かなぁと始めてみたが、経糸を張りながら久しぶりにちょっとワクワクした。

思い通りとはいかなかったけど、そこそこヨシ。最初は10センチに40本の経糸でいいかなと思ったのだけれど、太い糸もあったので30本に変更した。つまり予定よりも幅が広くなってしまったので、緯糸が足りるかなぁ・・・。