昨日はギルドの昼間ミーティングでショーとセールの案内状準備を午前中に終わり、午後は織り機に糸を着せるぞ、と思っていたのに昼を食べたらいつものように昼寝したい気分になり、そのうちには彼も帰ってきて、またソファーに埋もれて過ごしてしまった。二日前に織り機に残っていた糸を織りきり、ちょっと安心したのが不味かったか。

昨夜ダラダラとしながらできたのは美容院の予約で、去年マメに通っていたところはすぐの予約が取れないので他へ行ってみようかと考えていた。なんと便利な時代、地図で美容院を検索すると店のリンクまで付いているのでエリアから探して情報を集めることが簡単にできる。ただここに載ってない店は見落とす事になる。口コミのような安心感はないけれど、レストランと一緒でその口コミやサイトについた星の数は当てにならない事も多いから、やっぱりまずは一回体験するのが良いと思っている。それが金曜の昼頃なので、いよいよ今日は織り機に糸を着せなければならない。

土曜日は組紐の丸台も持って行こうと思っている。別に織りのデモがメインというつもりは全くないのだけれど、一昨年持って行ったら、今年の宣伝にその写真が使われ、まるで「織りのデモをしに行きます」というような事になっている。なので、彼は一昨年と同じ織り機を持っていく事を私に勧めるが、私は卓上の一番シンプルな織り機を持って行こうと考えている。織りの構造を一番簡単に理解でき、太糸をザクザクと、小さなプロジェクトに向いているので、ここで作るスカーフを織った人たちに抽選でプレゼント、という企画にしようと思っている。一昨年持って行ったのは４シャフトの折りたたみ式織り機でそう長い糸をセットしたつもりはなかったのだけれど、結局デモ以外の目的のなかったそれを織り切るのに1年以上かかり、その織り上がった生地の使い道も難しい。一昨年、織り機を気に入ってたくさん織っていた女の子が今年もいれば、その子の織った生地をあげようと用意はしてある。生地だからお手拭きにしてもいいし、裁縫ができるなら縫って袋にしても良いし、そのまま敷いても良い。

ま、宣伝の流れには逆らえないのでデモはせねばならぬ！そして組紐も見せたい。