最近の楽しみ

スピーカーが小さいので音量は充分でないのだけれど、ピアノ連弾曲などをYouTubeで見つけて、プロと一緒に弾いてみる。カラオケじゃないから音は全部そこにあるわけで、本当のアンサンブルではないけれど、英語のミラーリングみたいな感じ。自分の音は思い切り出せないけど、さらった音をプロの方の演奏に重ねて雰囲気を楽しむ。クラリネットのバンド練習には結構効果があったので、ピアノでもどうかなぁとやってみると結構面白い。

今日はベーソナのテンペスト三楽章をキーシンと一緒に弾いてみた。一緒になぞってみると、こんなに押したり引いたりしてたの?って思うんだけど、聴いているときには最も自然に聴こえる。弾く時に強調してる旋律も聴くだけの時には全然聴いていなかったんだなぁと思う場所も結構あった。役者さんの芝居がかった芝居が自然に見えるみたいにプロの演奏は自然に聞こえて、こんなにも揺さぶりがかかってるのか?って思った。うんじゃ、私の弾いているのはいったい・・・と録音して聴く気になれない理由がわかった気がする。何回か録音して自分レッスンを試みたけど聴く気になれないっというのと、どうしたら良いのか手の施しようのない感じだ。ま、プロのようでないってがっかりするのがそもそもおこがましい。しかしどうやったらあーなるのか。ミラーリングをしても全然違う事はわかってもどうして良いのかは・・・??? やっぱりわからない。

で、連弾曲はシューベルトのFantasie in F Minor, D. 940を練習中。転調がいっぱいで片手でもついていけなかった。両手ともト音記号っていうのがとても苦手なのと加線がいっぱいになるとパニックになる。数えてる暇ないっ。なのでオススメされたルプーとペライアという人の音源を聴く事にした。ともうひとつキーシンとレヴァインの音源を見つけた。私にこの曲を薦めた人はルプーを絶賛していた。聴いた感じは指の動く範囲の曲だと思ったけど、弾き難いところがいっぱいあるのと、転調についていけない。聴いた印象よりもずーーーーーーっと難しい。楽譜は無料でダウンロードできるサイトからコピーしたんだけど、やっぱり小さくて見えにくい。買おうかなぁ、ケチしないで。でもそうやって買ったきり弾かない、弾けない?楽譜が山積み。

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