アメリカでは何でも専門家がいて、家庭でのお金の運用にもこういう人をお願いする人が多いみたい。うちなんてもう遺言を書くような時期でこれから財を成すという時でなし、今更なのだけれど、それでもこれから先の事を考えてお金をどう使うべきかを相談する専門家が必要だと彼はいう。ただツテがないので、そう言いながらもなかなか特定の人を見つけられないでいる。一度銀行で紹介してもらった人は一度会ってそれっきり。何となく、うちはきっとお金になる客でないのだろう、という気がした。こちらも何を訪ねて良いのやらというところはあったけど、先方もうちを顧客にしたいワケでないという気がしたのだ。やはり面倒を見てくれる姿勢のない人にはお願いできない。

最近もまたそんな話が出て、ウエブサイトで検索するとアメリカ在住日本人女性のサイトが出てきた。随分前に永住権ビザや医療保険問題で検索した時にも見たサイトで、日本語で丁寧にわかりやすくいろんな説明をしてくれていたサイトだった事を思い出した。そこに家族の中のひとりしか家の中のことを知らないと困るって話があって、確かに・・・と思った。ファイナンシャルプランナーよりまず普通にできる家の中での事をしておこうと思う。

ここにきた当初は私が何もわからないので何でも彼と一緒にしていたけれど、最近では銀行管理や税金の支払いなど、報告はするけれども全部私がやっているので彼の意識はどんどん経理部門から離れている。どこにいくらあるなんて、全然把握していないと思う。銀行口座の数くらいはわかっていると思うし、お金に関心がない訳じゃないと思うけど、本当に事務仕事は嫌いらしい。

ので、ちゃんとリストに書いておこうと思う。