ショッピングモールの時代が終わった

20年という時間はオンラインショッピングがショッピングモールにとってかわるのに十分な時間なのだなと実感してる。コロナの前から空き店舗が目立ったり、私が時々出かけたマサチューセッツのモールはターゲットという量販店だけを残して、綺麗さっぱり無くなった。

私が初めてアメリカに来たのが2002年でデパートというのとはちょっと違う、大きな駐車場のある大型のショッピングモールに「へーこれがアメリカの!」と目をクルクルさせたような気がするのだけれど、今や寂しくて見る影もない。アウトレット街も例外でないと思う。出かけた記憶はちょうどパンデミック宣言の出る少し前だから2年は経ってる。なんというか、あまり活気がなかったし、店も随分と様変わりしてた。

今日は先日オンラインで買った彼の服のサイズが合わず、返品もしくは交換は地元の店舗でできるというので、ウチが時々利用してたショッピングモールに出かけた。コロナ前からあまり買い物には行かなかったからモールの営業には貢献してこなかったのだけれど、今日久しぶりに見たモールはすっかり様子が変わっていた。もしかして土日だけ営業?と思う、空っぽではないけれどシャッターが降りている店、もちろん空の場所もあったし、映画館も閉まって、フードコートも2軒くらい開いてたかな、なんというか寂しいことこの上ない。

そして久しぶりに出かけて思ったのは「別に見たい物もない・・・」というこれまた寂しいこと。結局彼の服も同じもののサイズ違いというのはなくて、別のものを買ってきた。人混みは疲れるから嫌いだけれど、あまりに寂しいショッピングモールというのも静かすぎて眠くなった。でも寝るところはないし・・・

なので、食品を買って帰宅して自宅で遅い昼ご飯。昨夜はバンドコンサートで帰宅が遅くて、遅い時間に夜食を食べた。だから朝はお腹は空かないし、出かける前に畑仕事をしちゃって、昼近くに朝ごはんを食べて出かけた。モールでは大して時間を使わなかったし、食べたい物もないし、外へ出てもその辺りに行きたいレストランもなく、なので食品を買って帰ることにしたのだけれど、片道1時間くらいの場所だったから帰りに道にお腹が空いて、なんか疲れた。家に着くとご飯は出てこないが「家が一番」と思うのだから、これまた寂しい限り。

なんで家が一番って言ったら寝たい時に寝られるから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です