大人も新学期始まる

織物ミーティングに出かけた。今日の題目は織りを始めた初期のものと、現在のものの比較みたいな事をやった。40年、50年選手はそんな古いものを持っているのか?と思いきや、結構持っているものである。1967年に作ったというタペストリーを見たり、今や手織りの服をたくさん売っている女性が初めて購入した織り機にくっついてきた糸で織ったというクッションなどが並んだ。私のようにテーブル織り機から入った人はそういった感じのものがあった。それぞれの初期の物でさえそれぞれの性格が出ていると思った。織物といっても本当にいろんなスタイルがあり、何が好きかでできるものは大いに違う。面白かった。

さて、今日はうまくいけば袋が一つ仕上がる。でも内ポケットのファスナーをどう付けようかと迷っているので進まない。いつも通りか、新しい付け方を試してみるか。生地を決めた大きさに裁断して縫うなら効率がいいのだけれど、手織り生地は微妙に大きさが違うので、それに合わせて調整するのに時間がかかる。ケチだから手織り生地はもちろん、買った生地も無駄にしないで済むよう、可能な範囲でポケットの大きさを調整したり、縫い方を工夫したり。生地の都合で袋の大きさを決めるようなところがある。もちろん計画は立てるし、大凡の大きさは決めるけど、その通りにきっちり織り上がらないから。ここを確実にするには糸を厳選してもっとサンプルを織らなければならない。彼はそういった類の事をして、一つパターンを決めたらタオル専用機を用意し、時間や糸の無駄を無くせば・・・というような事を言うけれど、それって・・・つまんねー、と思う。タオルは私の本当に織りたいものではないから、そういう事をしてもいいかなという気もするんだけど、タオルやスカーフでいろんなパターンを試すのが楽しいのに。つまり相変わらず延々とサンプルタオルとサンプルスカーフを織り続けている。

ではお裁縫に取り掛かりましょう。

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