秋深まる

落ち葉の量が増えて、すっかり秋だ。ついこの間まで暑くてデレーッとしていたのが嘘のよう、この移り変わりの速さも朝晩の寒暖差に比例すると思う。短い春と秋が一番過ごしやすい気持ちの良い時期で、でもその春と秋に花粉症が酷くなるのだからとても残念。ひどい人の話を聞けば、私のは目がベタベタするくらいだから大した事じゃないのかもしれないけど。

ようやく調律の仕事が落ち着いてきたのか、彼が家にいる時間が増えた。今はオーディオラック作りに励んでいる、天気を見ながらじゃがいもを掘る算段もしている。冬の薪もまだ十分でないので雪が来る前にもうひと頑張りと薪ストーブの掃除もしないといけない。お金に直結する仕事以外の家での仕事も山積み。毎日何を食べるかを考えるのも相変わらず面倒くさい。でもこの家事労働のほとんどは彼が担っている。アメリカの男性は働き者だととある日本人女性が言っていたけど、確かに・・と思う。掃除炊事洗濯の掃除は二人してしないけど、私がやるのは主に炊事洗濯。外仕事は多少手伝うというくらいであまり手を出さない。田舎の外仕事は結構大変。

そして人に任せると自分の思うようにならないこともあるし、不自由だと感じることもあるのだけれど、その反面楽だったりもする。私が考えなくても心配しなくても動かなくても大丈夫。ただこうやって楽することばかりを選択していくと、そういう力関係や状況を自ら作っていく。人がおんなじ間違いを何回もするのって、こういう根本的なところが変われないからなのかもしれない。

希望としてはできるだけお金に左右されない生活スタイルをと思うものの、現実はそうもいかず、お金に振り回されているのが現実。今日も手にしたクレジットカードの請求書明細のほとんどがガソリンと食費で800ドルくらいだった。このカードで全部を支払っているわけではないけど内訳の8割くらいはガソリン代でガソリン代が高くなったのを実感する。1ガロン5ドルと聞くよりも、先日久しぶりに給油して満タンにしたその額にびっくり。タンク小さいのに。。。と。ま、計算すれば当然なんだけど、なんというか、目の当たりにしないと実感しないことってあるのだとしみじみ思った。

そうそう、しばらく食器を手洗いしたおかげで、食洗機のありがたみを毎日実感している。あるのが当たり前なら絶対に感謝なんてしないだろうと思うので、無い生活をしてみるのも良いことかも。

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