特に予定はなかったけれど、最初はじゃがいもを少し掘ろうか・・・という話だった。その前に彼が草を刈ったり、準備をするというのでその間に台所ストーブの掃除をした。揚げ物をすると恐ろしく汚れる。それをしなくて済むかとエアフライヤー付きオーブンというのを購入したけれど、やっぱり油で揚げた方が絶対的に美味しいということがわかった。フレンチフライで２度揚げする2回目をエアフライヤーで行うというのは簡単でいいけど。ま、そんなで台所は油でドロドロ。夏は空気を入れ替えるのにピアノ室の窓にファンを入れて室内の空気を外に出している。ピアノ室と台所は隣、それもストーブの直ぐそばにピアノがある。揚げ物をした空気がピアノ室に流れ込むどころか、ファンで吸い取られて移動しているわけで、あっと気づけばピアノが油だらけに・・・・。それ以後はピアノ全体に生地を被せてあるけれど、ちゃんとした換気扇がついていれば軽減されるだろう油の拡散。換気扇があるように見えても、外へ空気を送るダクトは無く、吸い取った空気は簡単なフィルターを通って直ぐ上から室内に排出されるようなのが多く、うちのもそれ。

そして掃除で疲れ果てた後、焚き火でひと休み。そしてこの冬の薪作りを手伝った。私は薪のサイズにチョークで印を付けるのと切られた薪を積み上げる作業。太い大きな木はこれからナタで割ってストーブに入るサイズにするのだけれど、昨日片付けたのは丸太のまま。今までならもう半分のサイズにする感じのものまでそのまま積んだ。これが結構重くて、今朝はまだだけど、明日あたり筋肉痛になりそう。もう9月なのにまだ十分な薪がない、と言っていた。今年は忙しかったから、そしてまだまだ忙しい日は続きそう。

ということで、芋に辿り着く前に1日が終わってしまった。今日から数日は雨なので今週末くらいに掘れたらいいかな。

ここにいると信じられないような光景がニュースでは放送されている。西海岸の山火事とミシシッピとかテキサスあたりか？水害。昨日も112℉（44℃）とか、想像し難い気温。今はニュースの映像なわけだけど、この冬信じ難い寒さというニュースになりませんように。天気予報をちゃんと見ることが命に関わるのを実感するこの頃。

アメリカでは政治と宗教の話をするなって聞いたことがあるけど、その傾向はますます深まっていそう。民主党、共和党を「政治的な対立」と捉えるか「敵」と捉えるか。この差は大きいと思う。そして「敵」という人がどちらの党の支持者にも半数近くいるらしい。英語ニュースは分かりにくいのだけれど、トランプが集会で「敵」という言葉を使っている場面が目についたので、トランプの影響力を言ってるのかなぁと思った。でもどっちの党でもそういう意識が高まっているということは、彼は坂道を下る自転車のブレーキを外したかもしれないけど、彼がしなくてもブレーキは壊れたのかもしれない。数字の上だけど約半数が敵といわれると、怖い世の中だなと思う。彼にも口にチャックと言いたい。どこに「敵」がいるかわからないのだから。人類皆兄弟、どころか半分は敵の世の中になった。

さて、今日は動けるうちにピアノを弾いたり、縫い物作業に入りたい。