自動車購入を決めた

鹿に当たった自動車は廃車となる事が決定し、それでもどうしても自動車を直したかったら保険会社の支払う金額と自費で修理をする方法もあるにはあるようだけれど、州との手続きが煩雑になり時間もかかるらしい。今うちが同じグレードの自動車を買うと30000ドルを超える金額が付いているので無理。私のクラフトショーのためにはハッチバックで燃費が良い小型ガソリン車で一番安いの、と検索するとトヨタカローラハッチバックしかなかった。電気自動車の時代になったら同じようではないかもしれないけれど、ガソリン車ではトヨタとホンダは定評があるし長持ちする事も経験しているので、もうこの2社に絞って検索した。今回は不測の事態だったから中古車も検索したけど、本当に中古車は全然安くない。年度や走行距離で検索すると、あと2000ー3000ドルで新車が買えるという金額なので考えてしまう。「あと5年乗れたら良い自動車」と考えて検索しても、昔みたいに3000ドルとか5000ドルの車ってないし、つい先日ダメになった我が家の2009年トヨタヤーリスと一年違い、2010年車が8000ドルを超える金額で出てきたのには驚いた。うちのは一年古いから翌年販売の自動車がいくらだったか定かでないが、11000ドルくらいだったと思うので、13年も経って2500ドルくらいしか安くなってない?誰が買うんだ、と思う。走行距離がはうちとは格段に違うし、手入れによっても車の状態はずいぶん違うかもしれないけど、買いたいとは思えなかった。ホンダのフィットも2015年くらいのが出てきたけど、これも同じく・・・

なので、やはり新車を購入する事にした。これもギャンブルだなと、実感する。事故らないで乗り潰せれば御の字だけど、滅多にはないだろうと思うけど、その保証がないことを今回痛感したし、自動車保険の内容が自動車の年数、走行距離で見積もられる自動車価格で、修理費がその75パーセントを超えると?ここがちょっと英語の理解のあやふやなところだけど、そんな理由で廃車になるらしい。つまり、やっぱり新車だったら直してもらえたのか?と思うと納得がいかないのである。一応彼に「じゃぁ、保険料は毎年いくらか安くなってるの?」と聞くと、それない、というのだ。毎年自動更新されるものをよく見た事がないのも悪いのだけれど、あんまり考えた事がなかった部分。

そして新車といってもカローラの在庫があまりないのである。数件見つけた中のひとつ、彼はオレンジ色が気に入らないと言ったけど、水色や黒よりは好きかなと私は思ったのでその在庫のあるディーラーに出かけた。自動車ローンを組むと1000ドル引きというキャンペーンをやっていたし、とりあえずローンを組むつもりだけれどその金利の高さに驚き。聞いても答えないはずである。見せられた用紙には支払い金額表があり、頭金がいくらで何回払い、月々の支払額が表示されている。家で計算してみたところ一割以上の金利がついている。金利が上がっているので6−7パーセントはまだわかるが、支払い回数が60回で別なローン会社の金利と比べて総支払額が2000ドル近く違う事に驚いた。1000ドル引いてもらっても嬉しくない。もちろん、すぐに全額支払ったり、ローンを組み替えても問題ないらしいけど、手数料とか、なんか取るんじゃないの?と疑心暗鬼。アメリカの怖いところ。弱者と注意力の薄い人からお金を吸い上げる仕組みが出来上がっている事をこういった事を経験するたびに痛感するからだ。

契約は金曜なのでそれまでに尋ねることは尋ねておこうと、今日は彼が電話確認をするそうだ。

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