去年私が会員になったクラフトショップは40年営業していて、長い人は当初から、そうでなくても10年とか20年くらい居る人などが多い。でもその逆に私の一年に満たない期間中にも一人入ったと思ったらすぐ辞めたし、私より数ヶ月前に入会した織りの女性が今月いっぱいで辞めるらしい。去年の暮れに辞めた人も会員歴数年の人だった。新しい人が続かないのかな。月に2日のシフトも仕事を持っている人には大変かもしれないし、何よりお客の少ない店だから、思うようには売れないと思う。
私は最初に売れないと思って始めたので、思ったよりも売れてると思うけど、売上から25%を支払ってみると、もう少し値上げしたいという気分になる。そんな時は欲張りだなぁ、とも思う。ものの行き先が決まるだけでも有難いはずなのに。
私の入っている織物ギルドは50年、このお店が42年、と同じような時期に立ち上がっていて、ギルドの数人がこのお店の立ち上げにも関わっている。今でこそ大きなショーとセールをやるギルドだけど立ち上げ当時は図書館の部屋を借りて行うような規模で人も集まらず会員同士で買い物し合ったなんて話も聞いた。そういう時期から活動をしてきた人は売れるとか売れないが基準の多くを占める私の考え方とは全然違うんじゃないかと思う。もちろん作ったら買ってもらいたいので、自分のものを買ってくれる場所を探すのは大事なことなんだけど、そういう場所を自分で作るっていう発想はなかなか持てない。ギルドの人で自宅で数人のクラフターと毎年ショーを開いている人がいるけれど、徐々に規模が大きくなっている。40年以上自分の名前で仕事をしている人だけど、そうやって人を呼ぶような場所を作っていくのは時間のかかる仕事だと思う。これからお店を維持していくのには会員も必要だし、その会員がモチベーションを維持できるような場所でないとと思うと、結構難しいもんだと思う。
