この日は再び電車で1日掛の移動の日。滝が見える眺めの良いホテルのレストランで朝食をとり、頼んでおいたタクシーで駅へ向かった。メープルリーフ64　カナダのナイアガラから10時17分発の電車で途中、アメリカ入国審査の長い列に並んで再々入国、8時間近く電車に乗ってアルバニーに戻った。電車とかいたけど、正確にはディーゼルエンジンの電車なので日本の電車みたいに電線はない。それにこの8時間、ほとんど全てNY州内を走っていることを考えると、アムトラックが新幹線のような高速でないとしてもNY州って大きい、と実感する。

帰りの電車はビジネスクラスの座席をとったのだけれど、電車に乗り慣れていない事もあり、乗務員の案内が私たちにはわかりにくく、最初は普通の座席に座っていた。行きはビジネスクラスが取れなかったので普通車だったのだけれど、帰りの座席がその普通車よりも狭く感じたので「これってビジネスなの？」と不思議に思い乗務員さんにお尋ねした。すると間違いがわかったので数駅待って、座席が用意された。喫茶のできる車両が近く座席はゆったり。確かに違う。8時間も乗るのだから、ゆったり座れる事はありがたい。窓の外を眺めながら、無事にアルバニーに着くと、自動車はどこだっけ？に始まり、見つけた自動車は運転席の窓が全開だった。駐車券を取って閉め忘れたのだと思う。多少の小銭が散らばっていたけど、何も取られた形跡はなく、ただ匂いが「臭！」という感じ。誰か寝てたんじゃ。。。などと話したけれど、まずは問題なく済んだ感じ。帰り道、夕飯はタイレストランに立ち寄った。写真の少ない一日。彼も姉も常にカメラを構えている様子だったけど、私は写真を撮る事にそんなにマメでない。ので、ここに載せている写真もほとんど彼が撮ったものだ。