つい先日あと少しで1年になるハンドミキサーが壊れた。少し重いクッキー生地を練っているところだった。モーターは回っているけれどギアが噛み合っていない、スリップしている感じで生地の重さに負けて動かない。オンラインの評判では丈夫で良いハンドミキサーの５番目くらいに入っている商品。Cuisinart。まだ1年経ってないのでまずサポートに電話すると、住所や名前を尋ねられ、ミキサーに刻印されている情報を提供するとほとんど何も尋ねられることはなく、電源コードを切断した写真をEメールで送るよういわれただけで、その手続きを済ませると新しいものが送られてきた。電源コードを切るのはもう使えないということを明らかにする為だと思う。

以前別なメーカーの卓上オーブンの時は工場で再調整されたものと交換されたことがあったけど、今回送られてきたものは新品だと思う。

彼が壊れたミキサーを分解してみると末端のギア、プラスチック製のものがモーターから動力を伝えるメタルのギアで削られてしまった様子。製品の宣伝文句、重い生地対応のパワフルなモーターではあるかもしれないけど、他の部品が対応してなかったらモーターも意味がない上に、この安っぽいパーツひとつのために他全部がゴミになる。なんと勿体無い・・・と思った。今回中を見たので使い方を改めれば次はもう少し長く使えるかもしれないけれど、どこのメーカーもこんな感じなのか？70ドルくらいのものなのでドイツ製のバイタミックスみたいに高くはないけど、30ドルくらいの商品もあるくらいだから、どうせ重い生地がねれないなら30ドルでもいいかと思う。その30ドルくらいのは重い生地でモーターがダメになった事がある。毎日使うものでないので、1年経っても見た目、付属品等全てが新品同様で捨てるのはもったいないような気がした。でも要らなくなってしまった。ゴミを減らそうと思うならこういうところから改めるべきなんじゃ。こんなに簡単にゴミになる商品づくりを止めないと。
もしくは修理が簡単にできる仕組みにするとか。今回中を見るためにはプラスチックカーバーに穴を開けてネジを外したので、この商品は家で分解しにくいようにできている。ただ70ドルの商品を修理しながら長く使うって修理費を考えると簡単じゃない。人が動けばすぐに70ドルくらいかかるし、メーカーが責任を負う、となると送料と修理を考えたら新品を送った方が安いとなるのかな。そして考えるに・・こういう無駄が多いと思う商売をしていても大丈夫なくらい安く商品を作ってるってことか。なんだかブランド名や見た目に騙されているような気持ちになった。

送られてきた商品を見て「またゴミが送られてきた」と言う彼。置き場があればキッチンエイドの卓上ミキサーが欲しいと思う。大きいだけに丈夫そうだけど・・・どうなんだろう。いやいや、道具に頼らず手を使おう！