自分勝手だなぁを自覚する

この家の中には男女の違いだけでなく、文化の違いも混ざっているので色々と勝手の違うことが多い。家事は女の仕事と決めつけない建前があるのはありがたいし、基本自分のことは自分なのだと思う。つまりどこで手を出していいかという部分に微妙な違いを感じる。ただ良くも悪くも大抵のことは慣れるのだと思う、お互いに。

風邪をひいた時には動きたくないので自分で食べてくれると助かるし、私の食べるものも用意してくれる。缶スープでも良いところ、今回はレシピを見て作ったと思われるリークとマッシュルームのクリームスープが先週の主食だった。こっちのレシピは大量のものが多いのでそのまま作ると冷凍するか捨てるかになる。今回は冷凍しなかったので捨てる事になったけど大いに助かった。トイレ以外はソファーから離れずに過ごせる事に感謝したものの、ちょっと元気になって台所へいくと「・・・いったい、どうしたら、こんな事になるのか?」というくらい汚れていて、使う前には掃除が必要、感謝なんて吹っ飛んで途端に文句タラタラと言いたくなる。言わないで済むのは言葉の壁がクッションになっているからで、それでもちょっとはブツっと言ってしまう。どの程度理解しているかは不明だけど、そういうところの勘は良いから察しているだろう。ありったけのものを使ってシンクを山にして何かが完成する。ポップコーンを作れば鍋を焦がすし、クッキーを作れば壁に粉が飛び散っている、揚げ物をすれば私平均の3倍は汚す。で、片付けは殆どしないので、次に使う私がする事になる。私がしてしまうから学習しないかと何日か片付けないで掘っておいたことがあるけど無駄な抵抗だった。ま、食洗機がきたので可能な限りお世話になっている。

もう一つ面白いのは引き出しを閉めない。下着や靴下の引き出しがほぼ99%の確率で開いている。その下に私の引き出しがあるので、これも私がしめる事になる。ほとんどの服はハンガーで吊るしてあるか、カラーボックスに入れているので開け閉めがない。ま、これはさして面倒でないので文句が出るほどでないのだけど、なんで閉めないのかなぁと日頃疑問に思っている。すると・・・最近私も同じことをした。滅多に使わない場所の引き出しが開きっぱなしに。。。きっと2日くらい開いていたと思うけど、滅多に使わない場所だし、気が付かなかった。そっか、気にならないんだな、空いてても閉まってても。とちょっと実感。

よく自分のことは棚に上げて・・っていうけど、まぁ本当に自分のことは棚に上げるどころか極甘になる。他人のフリ見て我がふりなおせ・・・だっけもいうけど、文化の違いというオブラートがなかったら、もっと決定的に「だらしない」とか「こうするもんだろう」とか言ったり思ったりしているかもしれない。

ま、こんな時に自分勝手を自覚する。

彼はめんどくさい事とか、うるさいなと思うことも言うけれど、それは別な話で、私がぶちぶち思うこういう場面で意見する事ってない。今は風邪だから・・だけど、どんだけ掃除してなくて、階段の端っこに蜘蛛の巣が張っていても「毎日家にいるんだからちょっとは掃除したら良いのに」とか絶対に言わない。思ってはいるかもしれないけど。いや、英語がわからないから、言われている事に気がついてないのかも?あり得る。

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