アメリカの医者は手術を簡単に勧めない

先週のERの医師は手術を強く勧める感じ、直ぐにも手術というようなムードさえ感じたけれど、昨日会った手術を行う医師はあくまでも私の意思で決める事だからゆっくり考えて、という。食事に気をつけて様子を見ながら生活をすることも可能なわけで、手術を受けるにしても今は胆嚢の膜が通常の3倍くらい厚いのでひと月くらい待って炎症が治るのを待つという。気持ちはもう決まっていると言うとリスク説明を受けたと書類にサインをしたけれども、手術日はまだ決まっていない。

昨日は日本語の通訳を入れていただいたので、半信半疑で聞いた説明を日本語で確認できた。おおよそ想像と合ってると思うこともあれば、今の話の中にそんな説明あったのか?という部分もあり、やはり通訳はありがたい。グーグル翻訳を使うこともできるけど、病院は決まった回線でAIでない人間の通訳を入れる。個人情報保護のためだと思う。ちなみに昨日はETSUKOさんと言う人だった。

さて、私はここで手術を受けて構わないと思っていたのだけれど、彼は義父の手術に失敗した医師を助手につけるのはやめて欲しい、に始まり、リスクに含まれる事態が起こった時に対応できる場所で手術を受けたいという。それはもっともな事で、でもそうするとここには肝臓の専門医がいない、であるとか・・ここでは受けられないらしい。医師は希望に合った病院に紹介状を書くと言ってくれたけれど、保険のネットワークに入っているかどうかである。リスクはほぼ無いだろうと言うくらい低いものらしけど、説明がある以上確率0ではないわけで、義父はその滅多にない事態で死にそうになって転院できるまでお腹を開けっぱなしで処置をしていたとか。。。それは見るも無惨な姿だったらしい。ま、人間のする事だから確実、完全は難しい事で、たまにはそんなこともあるのかも知れないけれど、だからそのいざという時に対応できる設備や医師がいるという事が大事と言うのはわかる。自分の事だからか、いやーそんな事はないだろうという意識の方が大きく、遠くまで行くのはめんどくさいとか、そんなことを考えてしまう自分が不思議である。

大腸検査も彼はここでは受けたくないのだと思う。私はどこでも受けたくないが。

でもって、手術してもらおうと決断はしたものの、そう簡単には受けられないらしい。しばらく少食、油抜きの食事を続けるのか、とちょっと😞。

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