Old Barn Loom

作られたのがいつかわからないけれど、バーンルームと呼ばれる木組の古い織り機がサラトガのフェアグランドの建物に運ばれた。そこから自動車で1時間くらい南の街から運ばれてきた。私は分解されてトラックの荷台に乗ってやってきたものを組み立てるのを手伝いに出かけた。天気が良かったのでドライブは気持ちよく、組み立ては思ったよりも簡単。全て木材で金具はギヤの部分と糸を打ち込む振り子の起点部分に少し使われているだけで、組み立てには一つの金属も使われていない。

組み終わった後に木材の留め具を打ち込むんだけれど、若い男の子が力任せに木槌を使っていた。作業後に見ると本体が削られていたり、打ち込んだ丸棒が潰れていたり、これでは次に分解する時にはもうその丸棒は使えないだろうし、抜くのもドリルで削るようになりそうだ。傷つかないように、って気持ちはないのかな、と不思議に思う。織り機の機能には差し支えないだろうけど。まだまだ手入れといくつかの部品が足りないので使えるようにするまでにはもう少々時間がかかりそうだけれども、夏のフェアには地域の人たちが試し織できるくらいにする予定らしい。

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