テンポを保つのは難しい

音楽をメトロノームで練習するのは難しいので、学生の頃に勧められたメトロノーム練習はことごとくスルーしてきた。ちょっと試しては続かない、という感じ。それを考えると、今はとりあえずメトロノーム練習ができるようになったから、幾らかの進歩があったのかなと思う反面、相変わらず出ている音をちゃんと聴けてないのを実感する。苦手なところはかなり遅くなっているにも関わらず、自分の中では同じテンポで弾いているつもりだったりするので、指が同じテンポを維持して弾けるようになるのにメトロノームは役に立つ。学生の頃にも指の都合に合わせた、ちょっと良い気分的な弾き方を指摘され、初めてその弾き方が自分の指都合だったことを意識した。すぐに弾けない分、反復練習はたくさんするので、その指都合、そこ遅すぎ、というのにも耳が慣れてしまって、自分の中では普通になる。楽譜に書かれた通りに弾く、っていうのはとっても難しい。もちろんメトロノームできっちり弾ききれれば良いというわけじゃないけど、テンポがキープできるっていうのはかなり大切な事だと改めて思う、モーツァルト。去年はモーツァルトをメインに練習したけど、結局どのソナタも一曲全部は弾ききれなかった。一楽章だけとか、中にはそれも展開部までとか。。。昔にレッスンを受けたトルコ行進曲付きのソナタは一応譜面を見終わったけど、2楽章はあまり弾けてないとか。

でも年が変わったので今年はブラームスにしようかなぁ、と楽譜を取り出した。シューベルトもあまり弾いたことがないから迷う。って、どの作曲家もあまり弾いたことがない。とにかく譜読みが遅いから、一年で弾ける量がそんなにない。楽譜はいっぱいあるけど。また他所のサイトを覗いて、それを参考に選ぼうか。。。ここ数年、そんな感じ。

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