医療費、高い!!

11月あたりに腰から右足に痺れが出ているということで彼が病院へ通い始めた。ちょうどレギュレーションの仕事の後だったので、それが影響したのかと思ったが、皮膚の感覚がおかしいというのは怖いので出かけたのだ。血液検査、レントゲンで異常が見つからず、フィジカルセラピーに通っていて、これを受けても改善されない場合にMRIが受けられるのだそうだ。病院側もしっかりお金を取れるよう考えられているようなシステムだと思う。私たちの保険は約20000ドルくらいまで実費、その後に保険会社がカバーするというもので、月々の保険料は安く抑えているものの、いざ病院通いを始めてみて初めて高額医療費を実感した。なーんと、保険会社からの知らせによると支払いが2000ドルくらい。セラピーはまだ含まれていない。

今回支払う2000ドルは来年の保険には計上されないから、来年は来年でまた0から計算が始まる。

いつも保険はある意味ギャンブル、掛け捨てで一円も戻ってこないし、もしもの時に、という種類ものだと思っている。ただ、その「もしも」も毎年20000ドルくらいは実費が必要と考えると、長患いの病気だったりしたら払いきれなくなる。ざっと計算しただけだけど、毎年20000ドルくらい掛け捨てられる経済力がないと安心できないシステムかと想像し始めた。彼は後一年くらいで国が運営する老齢保険になるのだけれど、人の話によるとこれをサポートする保険を買うのが主流で、それがまた安くないという。

ピンコロという言葉が日本で流行ったと聞いたけど、痛いのや苦しいのが嫌というだけでなく、ここアメリカも医療費、健康保険問題を考えても切実です。

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