週末は織物教室

今週末にギルド主催のサプリメントワープが題材のワークショップがzoomで行われる。講師は何冊も本を出している女性のようで、先日のギルドミーティングではzoomで彼女のレクチャーが行われた。とても早口なので正直言葉を理解するのは無理そうだ。昨日詳しい説明書が届いて、メールでも今回のクラスについて幾つかの質問メールが行き来していた。事前に準備するものリストは少し前に届いていて、ないものを買いに行こうかと思っていた矢先に雪になり、なんの準備もしてないまま今日になってしまった。近所で買えると思うものもあれば、入手不能だろうと思う物もあり、ただ家にある物で済まそうと思えばできない事もなさそうだとも思う。

今日は午後に彼がケンブリッジに仕事に行くという。私が会員になっている店のビルに入っているピアノの調律なので一緒に乗せて行ってもらって、出来上がったタオルとスカーフを置いてこようと思う。という事で、今日は細々とする事がある。

英語で読んだものは本当に頭に残らない。残る時には日本語になっていると思う。よく英語を英語のまま覚える、と聞くけれど、英語は相変わらず意味のわからない呪文のようだ。意味がわかる時には日本語になっているような感じだから、英語を覚えないのだと思うし、英語でおうむ返しもできない。英語教室で読み書きをやると他の国から来た英語が喋れていると見える人たちがあまりに基礎知識がない事にも驚く。多分日本人なら難しくないだろうと思う問題、一人称、二人称、三人称につくbe動詞の違いとか、動詞が現在形か過去形かを見分けるポイント、文の最後の方に今日とか、今夜という言葉がついているところに注意したらすぐにわかる事がわからなかったりするのを見る時、テスト慣れしている日本人なら文を全部読まなくても、文章の意味なんてわからなくてもできる問題なので、会話能力にそんなテスト勉強はいらないのかなと思ったりする。そして喋れているように見えても、慣れてきてよく聞こえるようになると、確かに会話に肝心の動詞が抜けていたり、英語教師のように正確に話していない事も聞き取れてくる。じゃ、何が違うかといったら、おそらく話したいという意欲かなと。自分の場合だと日本語だってたくさん人のいる場所ではあんまり話さないから、英語だったら尚更だ。

以前、彼に「他人に対する関心が薄い」というようなことを言われた事があるけど、そうなのかも。別に他人が何をしていてもあまり気にならなかったりする。自分の関心のある事以外は目に入らなかったり、聞こえなかったり。そういう彼は他人に関する関心が濃いとみえる。話のとっかかりは天気の話が良いというけど、そこから仕事は何、どこに住んでるの、ご家族は?とプライベートな事をたくさん聞く。そんなにズケズケと聞いて良いのか?と思うほどである。ただこの国では名乗られた途端に相手の名前ですぐに呼ぶこと、そしてその人への質問が「あなたに関心があります」という意思表示であり、話したい人はそこから自分の話を延々とする人もいるから、個人的な質問の種類にもよるだろうけど尋ねることは悪いことではないのだと思う。そして沈黙は「禁」なのだ、この国では。

でも家にいる私にはさほど問題でないし、無口だと思われているだけならさほどの害でないと思う。
さて、今日も1日頑張ろう。

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