ELL クラス

昨日は今年初の英語クラスに出かけた。ボランティアが多く個人的な相談にものってもらえる。去年はギルドからもらった奨学金で出かけたクラスのプレゼンを行わなければならず、その原稿作りの手伝いをしてもらった。今年はグリーンカードの申請書の説明書を読みたい。ビザに関しては既に3回も手続きを行なっているけれど、説明書を自分で読んだわけではなく、言われるがままに必要事項を調べ出して書いた、という感じ。つまり何回やっても自分できちんと読めない。想像するに、こういうものは小説を読むよりもずっと簡単だろうと思うのだ。大学勤務をしている知り合いが、彼女の手にする多くの書類は書式が決まっているから全部を隅から隅まで読む必要はなく、どこが大事かわかるからそんなに時間がかからないと言っていた。どんな書類も隅々まで目を通すには越した事がないけれど頑張って注意を払う場所、そうでもない場所というのが分かればちょっとは楽になるわけだ。これも楽譜の譜読みと似ているかも。

で、読みたい、と言ったつもりなのだけれどボランティアは書類の作成の手伝いを依頼された、と理解したみたいだった。結果的にはそうなるのだけれども、私としては自分に関係ないと思われる文章も題材として読んで理解したいと思っている。

この一年、このELLクラスはとても良くなった。たくさんのボランティア講師がいるおかげで少人数グループで話せるし、ゲームとして与えられる課題のおかげで、専門に英語を教える経験のなかった講師も題材選びや会話の糸口に困ることがない。もちろん中には自分が話したい講師もいるので、そういう時は聞く練習だと思って聞く。話がわからなくなる事も多いから意欲があれば質問をしてみる。ただそういう時には、こちらの質問が通じない事も多い。でも人間に慣れる、英語環境に慣れるという目的は達成した。引きこもりが長かったから。

そしてようやく図書カードを作った。ここで推奨している英語学習サイトにログインするのに必要だったりする。英語をとても意欲的に勉強している人もいて、勉強法を教えてもらったり刺激をもらえるので、同じ目的を持った、同じ悩みを持った人に会うのは大事だなぁと改めて思う。

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