日本のドラマって複雑?

英語字幕が適切でないのかもしれないけれど、一緒に見ている日本のドラマで「あー話がわからない!」と突然不機嫌になって見るのをやめた彼。翌日、一人で不明な点を洗い出すかのように、ところどころ画面を止めて字幕を注意深く読み話を繋げようと頑張っていた。どうでもいいドラマにそこまでしなくても・・・と思ったが、字幕を読んでも意味がわからない事もあるらしく、私の変な英語が役に立つくらいだから、字幕は相当に酷いのかもしれない。それか、日本語ならその言い方に「こーんな意味が含まれる」というような事も英語脳だとそう考えないのかもしれない事もあるので、翻訳という仕事は双方の文化をよく知っていないとできない難しい仕事なのだとしみじみ思う。

ドラマは「天国と地獄」
容疑者の会社社長男性と女性刑事の体が入れ替わってしまうミステリーで、場面で時間が前後する事も多いし、ミステリーだからたくさん謎があって、それを推測したり考えたりしながら見るのが面白いのだけれど、彼にはミステリー以外にも不明な点が多いので、きっとどこがミステリーなのか?わからないのだと思う。人の名前と役柄も繋がっていないようで、「それ誰」という事も多いから。
単純な若者向けの恋愛コメディなどは先の先まで読める彼にも、このドラマは何が起こっているのかを把握するのに努力と忍耐を必要とされているみたい。

話がわからない、って事はよくわかる。私が英語映画を見ていると、やっぱり会話の中にたくさんのヒントがあるような話、時間軸が前後する話、登場人物が多い話などは混乱する。日本語字幕はないし、この話のどこが面白いのさ?どんな話だったのさ?と思うことは結構ある。私はそんな世界で生きている。

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