サラトガでアートショーのEメールが来たので出かけてみた。彼が運転手をしてくれた。思ったよりもずっと規模の小さなもので出展者は10人くらい？あっという間に見終わってしまった。この後、2時から私の英語クラスのある図書館で地元のコミュニティオーケストラの演奏を聴いていこうと予定していたで、それまでの時間潰しに街をぶらぶら歩くようになった。特に見たいようなお店はなかったのだけれど、観光地だけあって飲食店、アート、衣料品、雑貨と、ゆっくり歩いて眺めるにはちょうどいい距離とお天気だった。11月だというのにすごく暖かかった。ショーは規模は小さかったけれど、なかなか可愛いものを眺められた。彼が一緒に行くと私の宣伝に余念がない。会う人ごとに私が手織りをやっているとふれて回る。私一人なら黙ってみて、黙って帰ってくるところだ。

図書館に到着すると長い列ができていて、コンサートに集まった人？と思ったら、二日後の選挙に行けない人が日曜のちょい早選挙をする列だった。図書館コンサートだから家族イベントであろうと想像していたけど、選曲が007とかサウンドオブミュージックなどの映画音楽などのポップなもので、久しぶりに超アマチュア色の濃い演奏を聴いた。演奏前の音合わせが「それでいいの？」とい感じだったので不思議ではないのだけれど、眠気が吹っ飛ぶ、ちょっと緊張感を感じるオケであった。バイオリンやコントラバスがいるので吹奏楽ではないのだけれど、音色はほぼ吹奏楽の音色で、尚且つ、皆が遠慮して演奏しているのかと思う音質というか、音量というか、楽器が鳴ってないと感じた。ピッコロやオーボエのソロは上手だと思ったけど、オケは譜読みをしているようだった。
楽譜通りに音が並ぶことも難しいけど、そこそこ並んでも、それでもまだ音楽にならないのだな。

で、約1時間、オケを聴いてご飯を食べて帰ってきた。冬時間に変わったので5時には辺りが見えにくいほどに暗くなった。