2時間みっちりのリハーサル

ピアノも2時間精一杯弾いたら疲れるとは思うけど、とりあえず息を止めても音が出せるピアノと息がないと音が出ない楽器の違いは大きく、本当に息と口周り、舌がヘロヘロになるリハーサルだった。元々舌がうまく使えないのでタンギングは下手くそなのだけれど、タタタタがレレレレになる実感があった。そのくらい練習した。なので、手も足もでない曲はもう努力なしに休んだ。

先週はとても集まりの悪いリハだったのだけれど、昨夜はほぼフルメンバーが集まった。クラリネットなど10人もいた。去年から来始めた超絶上手な女性もやってきて、去年は第一に連れて行かれてしまったのだけれど、今年は第一、第二は充実しているからか第三に入った。ありがたいことだ。この人みたいに吹けたらバンド参加はもっと楽しいだろうと思う。

今週は木金と本番の予定があり、大体は1時間から1時間半のプログラムなのだけれど金曜は休憩を挟んで2時間なのだそうだ。今日も練習しよっと。

彼のトロンボーングループの一人がこのリハにも参加している。自分に子供がないので若い人を見ても年齢差の実感を持つことはあまりないのだけれど、何かの話の時に「あ、僕の生まれた年」と聞いて、そんなに若いのかとびっくりした。別に老けて見えるわけでないので、言われてみればそのくらいかと思うのだけれど、要は自分が歳をとっている実感がないのだと思う。身体は実感してるけど。私たち世代の子供年齢の人だった。ま、その人がシューマンの歌曲を吹くというので伴奏ができる事になった。詩人の恋。女の愛と生涯は何曲かやったことがあるけど、詩人の恋はやる機会があったわけでなく買っただけで音が綺麗だから時々譜読みの練習をしてたんだけど、役にたつ日がきた。昨日20分くらいリハに出かける前にやってみたけど、ウチだとトロンボーンの人が立つ位置が見え難いのでとても難しかった。それにこの曲、やる人によって歌い方、表現がずいぶん違う。私の持っているCDは楽譜に忠実、どちらかといえば揺れの少ない演奏で真似やすいけれど、トロンボーンの人は色々聞いたらしく、どんなイメージを持っているのか。なので今YouTubeを開いて出てきたものを聞いているのだけれど、持っているCDとは恐ろしく違う。でも私のイメージに近いのはこっちの方かなと思ったり、でもこんな風には弾けないかなぁ、とも思う。気分はそうなれても、音にならないだろうなぁ。。。でも、このくらい自由で良いのだなと心に留めておこう。まだその前に自由に弾けるように音が並ばなければならい。この若い子、トロンボーンがすごく上手い。どんなテンポでも吹けるみたい。音色が優しい。でもトロンボーンも大きな音のする楽器だから、時々ピアノの音が聴こえないなぁとなる。今週は1−3、来週はまた次の3曲くらい。譜読みの練習をしてない曲の方が多いわけだから私の貯金はすぐに尽きそうだ。

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