日本では考えなかったけど、

病院へ行くのに日本では考えたことがなかったけど「この検査っていくらかかるんだろう」という疑問。こちらでも病院へ行く機会が少ないうちは、また保険や政府でカバーしてくれているものは、やっぱりあまり真剣に考えてこなかったけど、今回こんなちょっとで2000ドル?ってのを実感すると、ちょっと考え出した。今はスマホアプリで簡単に保険会社が提供する金額を見られるので、そんなのも参考になる。

今回大腸検査を受けるにあたり保険がカバーするので私の支払いは無いはずだけど、やはりいくらだろうと気になりアプリで見ると種類がいくつもあり、どれに該当するんだろう・・・というところは想像してみると、5000ドルから8000ドルくらいのものだということがわかった。レントゲンより高い!!こちらではお腹を空っぽにして出かけて検査だけ。そこまでは病院の指示書により自分で薬局で下剤やらを買って、準備をしていく。日本では待合室でみんなで励まし合って飲んだ下剤を一人で自宅で飲む。

これもうちが契約している保険会社のネットワーク内で受ければ0、外だと全額自費になるので要注意。

ま、こうして見ていくと、控除額4600ドルまで自費、そこから9200ドルまでは保険会社との契約によって支払額が変わり、それを超えると全額保険会社側という設定が、法外な金額に思えなくなってくるから恐ろしい。アメリカで病院に行くって本当にお金持ちができることであって、そこまでお金に余裕のない庶民は投げ無しの保険料を頑張って支払っていくらかの安心を買う。悪い方へ想像すれば、庶民に与える検査って働ける健康があるかどうかの振り分け検査で難しい病気になったら保険でカバーする治療がどんなものかで生死を分ける。そんな映画もあったなぁ。保険料が高くて恩恵が少ないから自費で、なんていう話も聞くけど、いざという時に庶民や少々のお金持ちでは自費は無理だと想像でき、だから保険に入っていないと病院も受け入れたがらないのだろうと納得。

自然も容赦なしに人を襲うけど、人の世も厳しい事だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です