迫る織物ギルドのS&S

昨日Eメールの案内状が発送された。すると、私が織りを始めた時に通った織物スタジオを運営していた女性から今年も会いに行くよ、というEメールが来た。彼女のどんぶり計算でのスタジオ運営は上手くいかず、今は自宅で仕事をしているのだと思うけれど、スタジオが閉まって以来、一度ヘルプに自宅へ行ったくらいで、もう定期的に出掛けるような事はなく、一年に一度、こんな機会に会うだけになっている。スタジオへは週に一回、2年くらい通ったんだったか・・・彼女のスタジオで私の受けたのと同じ3日間コースの講習を受けた人を3人くらい知っているけど、その後も織りをやっているという話は聞いたことがない。うち、一人は織り機を購入して、でも置き場がないという理由でその織り機はずっとスタジオに置いたままでコースも終了できなかったし、別な機会に会った時にはその織り機も手放したということだった。

ここに来てから手織り人口の多さに驚いた。でも興味を持って講習を受ける人はいても、続いている人は案外少ないのかと思ったりもした。ギルドでも去年あたりから会員を増やそうという取り組みが強化されている感じで、もしかしたら会員数が減ったりしてるのかな。もうすぐ半世紀というギルド。ギルド発足の頃のS&Sは規模も小さく、仲間内で買い物をしあったというところから、現在の規模になったわけだけど、今はどんなご時世なんだか。時間も費用もかかる手織り商品を喜んでくれる人がどのくらいいるかしら。

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