姉のひとり旅 7/26

先月26日に姉が日本からやって来た。海外旅行は初めてでないものの、一人海外は初めて。本当によくやって来てくれたと思う。乗り継ぎは難しいかと思ったので夏休みで高いだろうとは思ったけどボストンへの直行便を勧めた。到着日のホテルを予約した日を見ると4月下旬頃に話し始めたんでないかと思う。冷蔵庫につけてあるホワイトボードカレンダーには5週間記入できるのだけれど、そこに姉の到着日が書けるようになってから、子供の遠足気分で待っていた。

飛行機の到着が6時半だから頑張れば同日帰宅も可能ではあったけれど、一日中自動車に乗る、運転するのも大変と思い一泊することにした。翌日の午後には彼の仕事があったけど、午後だからそんなに急ぎじゃないだろう、とたかを括っていたら、ボストンの道はどこもかしこも混雑していて空港エリアや市街地を抜けるのに結構苦労した。カーナビがあるにもかかわらず行きは二股で選択を誤り引き返すなど、いやはや、田舎者には難しい。ただボストンのSouth Stationから空港へは無料のシャトルが出ているので、市街地が混むのは変わりないけれども、その辺りのホテルまでならちょっと易しいかも。飛行機は時間通りに着いて、そこから入国審査なのに、早々と空港で待つこと1時間以上・・・非通知で私の電話が鳴った。通常は絶対に出ないのだけれど、この日ばかりは時間も時間だし・・・で、出てみると「入国審査官だけど、誰か待ってるか?何日滞在するのか?」という質問がきた。姉はESTAとスマホ辞書があれば通れると思っていたようだけれど、入国審査の場所では🛜がなく辞書が使えなかったという。ま、何があるかわからないので私の住所電話、彼の電話等を紙に書いて持ってくるようには言ったけど、入国審査官からの質問等、あまり心配していないのかと思ったのでこちらも心配しなかった。このありきたりの質問の後、ものすごいスピードで何か言われたけど全然聞き取れなかったので「夫に変わるからちょっと待って」と電話を変わってもらった。が、その夫もあまりに早口で何を言っているかわからないまま電話を切られた、という事で、入国させてもらえるのか、どこかに連れて行かれてしまったのかと、どこかに尋ねられる窓口はないかとウロウロした。すると、「入れた」とWi-Fiが繋がったらしくテキストが入り、めでたく8年ぶりの再会。

入国審査では旅の目的と滞在期間を尋ねられると、私も初めての海外には緊張した記憶がある。観光目的ということで「サイトシーン」というのと「ツーウィークス」。余分な事は言わないし言えないので、それで通った気がする。姉は「トラベル」と答えたらしく、それを聞いて「血は争えない」と吹き出した。彼も私と同じ事を連想していた。私が日本で言うサイクリングを楽しもうと自転車を見に行った時、その目的を聞かれて「サイクリング」と言ったらそれはどうやら答えになっていないらしく「。。。」という反応を店員にされ、彼は笑っていた。どうやらオフロードであるとか、街中を走りたいとか、どんな種類の自転車が必要かわかる情報が必要だったわけで・・・・トラベルもそれじゃ商用か観光かわからないもんね。

ま、何はともあれ無事にバケーションが始まった。

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