AppleのPhotos に思う

スマホの写真アルバムアプリが勝手に思い出を編集してくれるのは知っていた。まぁ、よくまとめてくれるもんだと感心していたら、最近はMacの方でも同じようなことをやってくれて、つい先日はアルバム初期の写真を表示してくれた。2010年くらいの写真を見て絶句した。

以前、義父の80歳の誕生日の時、彼の70歳の写真を見て、10年てこんなに違うのか・・・と他人事として思った。すんごく違うと思ったのだ。でもそれはあくまで他人事だし、80歳だし、まぁこんなもんなのだろうと思ったわけだけど、それとすっかり同じ感覚を自分の写真で見ると、なんと残酷な!と思ったわけだ。私、まだ80じゃないし・・・。いやいや、これも今に始まった事じゃなく、アルバムを見ればきっと10年にはそれぞれの年代の10年の違いがあったんだと思う。それを「やだなぁ」と思う時期になったと言う事かもしれない。

この家には階段がある。ここへ来た当時は階段を走って上がった。ただ1年くらい経った頃だったか、この国では医療費が恐ろしく高いのでたった13段の階段を走ったってそう時短ができるわけでなし、走るのはやめよう、と思って走らないようにしたんだけど、今じゃ走ろうにも走れない。どうして走るのが怖いと思ったかと言えば、膝がたまにグキっと痛いことがあって、そう言う時にはバランスを崩すもんで怖いことがあったのだ。いやいや・・・写真を表示してくれるなら、ちょっと加工も施して欲しい気持ちになった。

彼もたまに10年前の写真に「すんごい違うね」というような感想を言う。気持ちは一緒だと思う。

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