言わないだけで思っている

先週は店の仕事に随分と時間を費やした、気がする。昨日は朝から店番で、午後のレセプションも私の仕事だから一日シフトだ。午前シフトから午後のレセプションの間の1時間くらいを隣のカフェで休み、昼はおむすびでパン抜きの生活をしてみた。やーっぱり?パンを食べると下痢になる気がするのだ。たまには食べたいから食べるけど。

昨日はレセプションに数人の会員も来て、話題に「全く働かない人がいる」というのがあった。委員会に名前はあるけど働かない、というような。。。誰とは言わなかったけど、誰かは想像がつくというもので、でも誰もそれを言い出さないので、それがまかり通っている。本来なら店の運営の仕事に関わらない人はコミッション費を多く支払う約束なのだけど、「働く意思はある、でも出来ない」という方法でズルをしている。本当に具合は悪いのかもしれないが、私にはこれで店に居続けられるって普通の神経でないと思っている。アメリカは許容範囲が広いから、と思っているし、本当に広いけど、快く思っていない人は居るのだとわかって安心した。どうせなら楽をしたいというのは本音だけど、できる事はやっておかないとと改めて思った。

午前中のシフトではレセプションに人が来るかもしれないので、まず掃除。いつもレジカウンター周りには物が溢れていて床も掃けない。動物を連れてくる会員もいるので私が床を掃く時にはいつも埃と一緒に犬の毛がたんまりとれる。なんというか、これを掃除していると獣臭い気がする。昔はあんなに動物が好きだったのにと思うけど、掃除の度に匂いが鼻につく。レセプションの度に開ける引き出しには紙コップやお皿が乱雑に入っていて、正直私はここに入っているモノを使いたいと思わない。見た目、汚らしい感じ。ただ勝手に捨てられないと誰もが思うからこうなるのかもしれないが、整理くらいはできるはずで、ざっと物を整理して入れ直した。もうクシャクシャになって入っていたペーパーナプキンは掃除には使えるだろうから、掃除の棚においたけど、それを見た人はどう思うかわからない。もしかして引き出しに戻されるかも?

カウンター周りもジュエリーケースのドアを開けるのが困難なほどに物が置かれていて、とにかく昨日だけでも綺麗な方が良いので商品棚の下にある棚に入るものは全て移し、それ以外も目立つ見た目の悪いものは小さな納戸に仕舞い込んだ。ただこれを皆が知らないと物を探す人がいるかもしれないからメールで知らせたりと、掃除をするだけなのにそんな些細なことに時間を取られるのが鬱陶しい。時々、物を探すのに引き出しを開けると今は使われていないレジスターのプリントロールや店の歴史と題されたファイルが2箇所くらいに見つかったり、クレジットカードを使い始めた頃のカーボンコピーのある用紙を台にのせてカードの凸凹を写す道具なども入っている。今はカードに凸凹がないから使えないだろう。昨日は長く店にいる会員がいたので尋ねると「停電の時に使うから必要だ」というわけで、本当に色々とアップデートが必要だと思った。

店にはまだ使われていない引き出しや、商品棚の下の棚が空いている。アートの店だからそういう所は空の方が良いと思う人もいるだろうけど、目立つレジ周り汚く見えるほど乱雑なとのどっちが良いのだろう。要らないと思うものがありすぎるし、見えない所にあるものは無いのと一緒のようになって、時々「@@がなーい、緊急」というようなメールが来ることもある。いやいや、引き出しにあるよ。宝探しだと思って探そうよ、って書きそうになる。

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