ここ1週間くらいは注射の効果が徐々に出てきているのだと思うけど、まだ靴下を履くのに引っ張る事ができない。ただなんとか届くところまでは漕ぎ着けた。レントゲンに写っている石灰の影はとっても小さく、こんなのが、と思うようなものだけど、それで肩に4本ある腱が炎症を起こすと痛くなるのだそうだ。礼儀をわきまえた若い先生で、決して加齢による、ととれるような言葉は使わなかった。素晴らしい。
彼がこの春手術をするのにお世話になった先生だった。PAというのはフィジカルアシスタントという肩書きでドクターではない。医師のサポートをするらしいのだけれど、日本でいう看護師とは違って診察診断をして処方箋も書く。2週間前に会った医師(もしかしたらPAかもしれない)は、は緊急外来医師だったから注射が肩の後ろ側だったでしょ、という。僕だったらもっと患部に近いところに打てたのに、というのは聞いてがっかりなところだけど、でもその当日には僕に会えなかったかもしれないし、注射の位置が多少どうだろうが1日だって待てない気持ちだったので仕方がないかなと思う。この注射は一回打った後は3ヶ月使えないので、次はステロイドの飲み薬を試して経過を見て次を考えるという。このまま痛みが取れれば良いし、取れなければMRI検査で手術を考えることになるわけだけど・・・手術に至る人は案外に少ないらしい。
さて、昨日織物を再開したのだけれど、これはピアノを弾くよりもずっと痛い作業であった。ピアノは痛いところは弾かない選択があるけど、織物は常いに痛い範囲で作業をする事がわかった。ので、ゆっくり気長にやる。
処方された薬は朝から飲むように設定されているので、明日の朝から始める。手首の腱鞘炎の時にも飲んだ記憶がある。初日にたくさん飲んで、徐々に減らしてく飲み方をする薬。いつ何時にいくつ飲むのか指示がされたパッケージにも見覚えがある。早く楽にしておくれーと願う。