と思うくらい、練習していると思うんだけど、一向に弾けるようにならない。これって弾けるようにならないって事かな?と思ったり、でも雰囲気としては絶対無理と思わない指運びだったり、あと少し頑張れば・・・という気持ちになるような微妙なところ。
歳だけはとったけど、弾いている作曲家の数も曲数もとても少ない。今回のブラームスとドビュッシーも、そもそも経験が少ない。聴いていたからって弾けるもんでないとしみじみ思う。両方ともオクターブがいっぱいで、腕のポジションが飛ぶ。目で鍵盤を見て弾く習慣がないままやってこれたのは、この跳躍が少なかったからかもしれない。目を瞑ったまま飛ぶのは怖すぎるし、楽譜と鍵盤を目が行ったり来たりするのって無理だからある程度覚えなくちゃなのだと思うけど、覚えるってこんなに大変だったかと思う。もちろん問題はたくさんあるんだけど、此処だけは外したくないと思う怪しい場所には音名を書いたり、訳がわからなくなったらどの音を弾けばいいか?の最低ラインを見つけたいのだけれど、どれが抜けても和声が変だと思うし、でもどうせ変な音を弾くんだったらないほうがいいか?とか・・・でもベースしか弾かないって寂しすぎるし。。。。本当に楽譜には無駄な音は一つもないのだと思う。適当に音を抜くという芸当ができるのは、ちゃんと自分が何調の曲を弾いているのかわかる人ができるんであって、調に当てはまる音で演奏できない人にはできない事のひとつ。要は足し算、引き算抜きでとりあえずある程度弾けるようになるまで練習するしかない。そのある程度がとっても大変。なので、トロンボーンの人に声がかけられない。一緒に練習したい所もあるんだけど。あっちはちゃんと吹くだろうと思うと、ちゃんと弾けないまま声かけられない。