と彼のお父さんの従姉妹が言っていたそうな。いやー信じられない、と思う事をする人がたまに居る時に、彼が良くこの言葉を口にする。これまた他人事なら面白がっても居られるが、自分が渦中の人になると面白がってばかりも居られない。
彼のトロンボーングループの一人に絵を描く人がいて、その人が今年の1月に個展を開くことになった。去年の10月頃に2025年の1年間の予定とその受付窓口になる担当者を決め彼女の個展は3ヶ月前から準備が始まっていた。1月は私の担当でショーまでにどんなプロセスがあるかを書いた手紙を3ヶ月前に送り、契約書を交わした。2ヶ月前にはWEBサイトなどのプロモーション用に彼女の経歴、そして個展の内容のわかる写真を3枚送ってもらい、後は展示とinventory表を書いてもらうだけで、その書式も渡っていたし、どのように書くかも聞かれたので指示した。展示する予定だった日が店の掃除担当者から入店許可が出なかったので多少すったもんだし、本来なら木曜までに終えているはずの絵の設置を土曜のレセプションの前に、とちょっと異例な事をした。
土曜当日「具合が悪いので少し遅れる、1時を過ぎる」と連絡があり1時過ぎに到着。急がねばと絵の搬入をしようと迎えると、3枚の絵をぶら下げ入ってきて、これだけだから後はレセプションの食べ物だけ・・・と言うのに唖然とした。あのぉ、貴方ひとりの「個展」だよ。(言葉にはしなかったけど・・・スモールギャラリーとは言ってるけど絵が3枚と言うのは見た事がない、どーしよーかと思った)。けど、まずは部屋を見てよ、と見てもらうと、ここを自分の絵でいっぱいにして良いの、嬉しいわ、すぐに他の絵を持ってくる・・・と片道1時間、往復2時間をする事になったので3時のレセプションには間に合わないし、もし誰かお客さんが来ても設置をしていると言う状況になった。天気が悪かったのもあるけど、ほとんど誰も来なかった。こんなことも珍しいかも。不幸中の幸い?
なぜかわからないが、彼女は3枚までしか持ち込めないと思っていた、という。彼女はいったいどういう物に申し込んだつもりだったのか不思議である。このギャラリーを知っている人でも設置にこだわる人ならば壁の大きさやフロントショーケースの大きさを知りたいだろうと、そう言った記載のあるものも送っている。設置の仕様やタイトルカード、価格表を作る人もいるなど、参考にしてもらおうと他の人の個展写真を添付して、当日には在庫表、それぞれの絵のタイトルカードを必ず持参するよう明記した。しかし驚いたことにそのたったの3枚の絵のタイトルカードすら用意してないし、在庫表もなかった。きっとそのドタバタの中で彼女が準備することはないだろうから、2時間あったので私も自宅に戻り、タイトルカードになりそうなカードと在庫表のコピーを数枚用意した。結局、設置の後に在庫表を書きタイトルカードをつけたので5時半くらいまでかかった。全てをきちんと用意してきたとしても大抵1−2時間はかかるので、そうれを考えたら早かった方かもしれない。そしてレセプションをもう一回やりたい、と次の土曜の1−3時に行う事になった。大した作業ではないとはいえ、予定が変わればサイトの表示を変えたり、もう一度ニュースレターを送るなど、何人かの人がそれで動かねばならない。
その後、メンバーから届いたメールには長い事同じ書式の手紙で準備をしてきてこんな事は初めてだけど・・・って感じでレセプション変更の依頼などがそれぞれの担当者に向けて書かれていた。
知っている人ではあったけど、トロンボーンを吹く場所でしか会ったことはないし、SNSの彼女自慢の畑を見るからに几帳面?な性格かと思っていた。が、人とはちょっと見ではわからない事がいっぱいあるのだと改めて思った。でも、そういえば私もよく言われた「すごく几帳面な人かと思った」と言う言葉。つまり、思ったけど実際は違ったのねーと言う事だよね。確かに全然几帳面でないし、言葉にしたくなるくらい実際はギャップがあるのだろうな。