私が入っている店の会員の一人がその街のミュージアムのボードメンバーなのだと思う、ファイバーアート系の催しや地域の古い生地の展示など、ミュージアムの仕事をしている。そこに古い織り機が設置されるということで、来年の夏は「織りのイベント」が予定されている。その仕事に関わらないかという話が少し前からあった。NY州の最低賃金くらいのお金も支払われるらしい。が、少しのお金で時間を拘束されるのはどうかと思ったし、何しろこの国での教育を受けていないから言葉も不自由、生地の専門家でも芸術家でもない、特に資格もないから無理だと断った。すると、同じ内容で、もう少し具体的に何をして欲しいというメールが別な会員から届いた。メールをくれた二人がバックアップするという内容で1日の手伝いで済むらしい。どこぞかに計画を申し出ると資金を調達できる期限が今週いっぱいだから、すぐに履歴書と写真が欲しいと言われ、履歴書なんて書いた事ないし・・・というと、今日の午後に店で書くのを手伝うと言ってくれた。他に人はいないのか?と少々思いはしたが、さすがに断れないのでその1日を引き受ける事にした。特に来年の行商と重なる日でもなさそう。
履歴書は日本のように雛形があるのかもしれないし、それぞれ自由なのかもしれない。映画では香水付きのピンク色用紙の履歴書を出していた女性があったくらいだから、日本のような決まった書式はないのかもしれない。でもその方が難しい。誰かの履歴書を見本に見せてもらえたらそれに倣って書く、と言ったら今日会う事になったのだ。そろそろ来年の夏の予定を考える時期になった。来年は一年おきの織物セミナーがここから1時間半くらいの町の大学を使って行われる。私の受けてみたい講師のコースもあるので、申し込めたら出かけたい。そして2−3のクラフトショーにも行きたいし。と、全然織物に熱が入っていないのに、年間予定のことを考えると・・・そうなる。