偽造書類でビザ取り消しのニュース

この辺りでもたまに若い子がワーキングホリデービザかな、で働いているのを見かける。もうこちらで50年くらい暮らしている女性もこちらに来たきっかけはワーキングホリデービザでカナダへ入り、その後どんな理由でアメリカに来たのかは忘れたけどグリーカードが当たって住み続けていると言っていたような。子供が育ち上がったら日本へ帰ると言っていたけど、どうしているのかな。若い子が見聞を広げるのに簡単に留学できるのは良いことだと思うけど、こうしてビザ取り消しの事態になり、この一件が将来のビザにも影響することを考えると深刻だなと思う。

私もグリーンカード取得ではうんざりするほどの書類を書いたり用意したので、安い費用で誰かが代行してくれるとなれば依頼したかもしれない。ビザでも税金でも、誰に依頼しようとも書類の最後には「自分の責任にて提出します」という項目にサインをするので、問題が起これば自己責任になる。社会勉強とするにはとてもリスクが高い事柄のひとつかも。彼が税務署や移民局を恐れるのはこんなところなのだと思う。「間違った」では済まされない、その間違いで一生涯で払いきれないほどの罰金が課されるかもしれないわけで、間違いや知らなかったという言い訳は通用しない。だから税理士や弁護士を頼るわけだけど、お金を払って任せたのだから知らなくて良いという理由にはならない。人選びが重要であり、わからないなりにも書類に目を通して、何が行われているのかを理解する努力は必要になる。こうしてニュースで見ると改めて恐ろしいことだと思った。

信用できる人、出来ない人、信用できる組織、出来ない組織。どうやって見極める?

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