短時間でいくつか作れそうな糸を先日偶然に買う事ができた。4つできれば良いと思っていたところ6枚のスカーフができた。長いこと箱の中で眠っていたウールやモヘアも織れた。今日はそれらを洗ったので、後は乾くのを待つばかり。同じセットで色を変えてもう数枚スカーフを織ろうと思っている。11月のセール用。
もう何年前だったか、随分前に日本の友達が地元の綿糸とボチボチと飾りのある変わり糸を送ってくれた。糸には長さの表示がなかったので何に使おうか・・・糸を無駄にしたくないけどショールにするほどの量があるかなど考えるとなかなか使えないでいた。今回糸の太さと重さから大凡の長さを推測してスカーフ2本用に使ってみると、計測が結構うまくいったようでほとんど残さず上手に使えた。スカーフならもし糸が足りなくて多少細くなっても大丈夫かと。この綿糸は細い物が二本どりになっていた。柔らかくて手触りが良くてしっかりしていた。この後に久しぶりにメイドインブラジルの糸を使うとそのクオリティの違いに愕然とした。織物を始めた頃はこの糸を喜んで使っていたわけだけど、スエーデン製やオランダ製の糸を使い始めたら使う気がしなくなってしまった。生地になってしまえば見栄えはそう変わらないのだけれど、手触り、数回洗った後にはその違いが結構見える。もちろん好き嫌いの違いなのかもしれないけれど、そもそもブラジル製の糸には私がスカーフに使う細糸はない。ひどい時には結び目がいっぱいあったり、ゴミが混じっていたりする事もあって、あまり掃除とかしない所で作られているのかと想像する事もあった。ということで、多少値段が上がっても使って気持ちが良い糸を買うようになった。そしてそういう糸を買えるようにもなった。ありがたい事である。
今日はこれから値札をつけ、明日の朝にはテーブルを運ぶ。午後にはひと月ぶりにトロンボーンと合わせる。練習は久しぶりに「きちんとやっている」と思っているのだけれど、なぜだかきちんと弾けるようにはならない。思い起こせばきちんと弾けた事ってないか。。。。ちゃんと弾けるようになってからと思っていたけど、おそらく良いと思える日は来ないかもしれないので当たるも八卦当たらぬも八卦で声をかけてみた。運が良ければなんとか通り過ぎられるかも、でも何が起こるかわからないという状態ではある。ただ歌無しでひとり完結しても仕方ないし、歌が入ったらまた気分が変わって練習できるかも。今練習中の伴奏はシューマンとかメンデルスゾーンのトリオだったかみたいに「これテンポで音を並べるのが技術的に無理」と思わなかったし、後少しで弾けそうなのに、そこから先へなかなか進めない。もうずーーーーっと「後少し」なのだ。