オリンピック

アメリカのニュースでは日本選手の活躍を特に報道しないし、日本のNHK番組でも放送権問題とかでメダルを取った競技は全て写真に置き換わって見られないからラジオを聴いているようなもの。開会式もすっかり見忘れたし、あんまり興味が持てないでいたんだけれど、今朝はアーチェリーをやっていて見るからに遠い的に矢を命中させる見事さについ夢中になって見てしまった。弓道と道具が違うのはわかるけど、実際どう違うんだろうとググってみると、ここにも文化の違いがしっかり出ていた。弓道は精神鍛錬のスポーツ。自己と向き合い、精神と身体の両方が整った結果、矢が当たるのだと。に比べてアーチェリーは矢を的に当てる精度を極めるスポーツだって。

どっちで極めても精神鍛錬になるんでは、そして矢が当たる精度があがるんでは、とニワトリが先か、卵が先か、みたいな話だなとは思ったものの道具は全然違うし、弓道の考え方は仏教的だなと思った。自分に行いの結果がそこにある。

というわけで、普段は気にも止めないスポーツだったりしても見れば夢中にさせられてしまうのは、やっぱり神業みたいな凄さがあるからだよね。

ただ、のんびりテレビを見ているわけにもいかないのだ。今日は少なくとも2−3枚のプレイスマットを織らなければ。

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