トロンボーンコンサート

先週の水曜に続き、今週木曜もアルバニー近くの二スキユナという街でコンサートがあった。ドラム、チューバ、フレンチホルン、そしてトロンボーンが15人くらいのバンド。先月ドラマーが亡くなってしまい、先週から別な人が入っているのを見た。良い悪いということではなく、ドラムは本当にバンドの音楽を変えると思った先週のコンサート。ドラムの音が控えめだったのはまだ慣れていなかったから?という感じに、先日は音量がかなり上がっていたし、オカズも格段に増えた気がする。でも何が一番違うかというと・・まるでテンポアップの為のメトロノーム特訓をしているみたいに、バンドが必死でついていっているような感じの曲がいくつかあった。。。まだ馴染んてないから、という事は大いにあると思うけど、トロンボーンが大変そうなのだから、ちょっとだけ緩めてあげたら良いのにと思ってしまった。以前のドラマーはトロンボーンについて行き過ぎなところがあって、だいたい遅くなる傾向があったので、テンポを維持して欲しいってところもあって、指揮をとる人はいつも出だし、気持ち速めに振ってきたらしい。今回のドラマーは誰がどんなに引っ張っても少しも譲らない。なので曲によっては、耳慣れた以前のドラムがとっても懐かしく思えたコンサートだった。これから新しいドラマーとの経験と歴史ができていくんだろうけど、彼が参加し始めてからずっと同じ人だったから、その人がもうそこにいないと言うのが信じがたい。トロンボーンは15人も居るから、正直誰がどの音だかわからないけど、ドラムは常にソロみたいなもんだったのだなと感じるコンサートだった。出過ぎず、引き過ぎず、ちゃんと音楽の一部になるって難しいんだな。

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