今日は肌寒い

昨日は少し蒸し暑かったけれども、気温はだいぶ下がって過ごしやすかった。昨日は久しぶりに、行くつもりのなかった織物の昼間ミーティングに出かけた。一昨日に「ここを通るから行くなら乗せていく」とギルドの人から電話があり、ちょうど同じ頃にバンドリハーサルが中止になった連絡があり、だったら乗っていこうかな・・・と出かけてみた。夏はいつも人が集まらなくなる時期で昨日はほんの7人の集まりだった。
織りを始めて10年。ギルド入会当時は40年、50年と続けている人たちを見て凄いなと驚いた。私もそれだけ時間があったら良い仕事が出来るようになるのかなと思った気がするけれど、最近では10年がこの速さなら寿命があったら40年もそれほど長くない?なんて思ったりもする。ただ10年でも少々のマンネリムードが漂い始めたこの頃、同じ熱意を持って長い時間やり続けるという事は想像以上に大変な事だと実感している。

今朝は彼のトロンボーングループのドラマーが亡くなったと知らせがあった。2週間くらい前のコンサートで元気な姿を見たばかり、先週の木曜のリハーサルでも変わった様子はなかったみたいだけれど、不吉なことの虫の知らせか、彼と一緒にリハの教会へ出かけたメンバーが「もしもグループの舵取りをしているMに何かあったらこのグループはどうなるんだろう」と縁起でも無い話を・・と思うけど、それを受けて彼は「Mばかりじゃないよね、リードトロンボーン奏者が欠けても。。」云々と話したそうだ。Mはこのグループを作った人で、この人がリードトロンボーン奏者、元ボストンシンフォニーの第一トロンボーン奏者だった人を連れてきて、皆この人と一緒に吹けるのを楽しみにしているようなところが大きい。そしてその二人は70後半から80歳くらいと高齢。その二日後、メンバーの一人、ドラマーがなんだか深刻な状態で入院し、とても難しい手術を受けるという話の後、手術を受けられたのかどうかもわからないまま、転院、そして亡くなった。この人も70代と思うけど、健康を心配するほど病んでいたようには見えなかった。

人の一生とは本当に予測不可能、わからないものだとしみじみ思う。ご冥福をお祈りしています。

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