日本で選挙がある時には出かけていたけれど、コロナ以降一度も行ってないからだいぶ久しぶりの都会進出。
4月に亡くなったアーマッド・ジャマルさんの追悼式がリンカーンセンターで行われた。私が初めて彼のピアノを聴いたのもここリンカーンセンターだった。古いブログが健在ならその時の記載もあるかもしれないのだけれど、もういつのことだったか・・・こちらに来て間もない頃のことな気がする。追悼式のことは別に書くとして・・・
街へ行くとたくさん歩く。前に出かけた時も、駅からホールまで歩く間に足が痛くなり、スニーカーを買って履き替えて帰った記憶がある。今回は昔ずいぶん履いた感じのブーツを見つけて、これなら歩ける?と履いて行ったら、やはり10分もしないうちに痛くて、周りのノロノロと歩いているように見える人達にもついていけないようになった。彼は以前私のスニーカーを買った店をなんとなく覚えているというのだけれど、私には全く記憶がなかった。でもきっと「前回も」なのだと思う。会場に着いてトイレに行くと・・・その隣にスポーツ用品店のようなお店があり、それにはなんとなく見覚えがあった。すると彼曰く、そこが前回立ち寄った店で、奥にスニーカーのコーナがあるという。私の頭にはその記憶はなかったのだけれど入ると確かに奥にはスニーカーが並んでいて、前回も全く同じような経緯でその店に入ったらしい。そして今回も履き替えて帰ってきた。歩けない靴は捨てた。前回もスニーカーって高いと思ったけど、今回はその当時の2倍くらいに高くなっている気がする。いや、そもそも前回の値段なんて覚えてないけど、100ドルはしなかったような気がするのだ。今回はだいたい150ドルくらいの物ばかりが並んでいた。ま、10年に一回の買い物だから・・と値段は覚悟して、でもそれだけ払うなら「良い」と思える靴が欲しいと思うのは人情だと思う。なのにそんなに高くても私の足にしっくりくるスニーカーはあまり多くない。特に靴底のクッションが強いものが多くて、それが良いか悪いかという区別を数分の試着でするのは無理というものだ。サイズが良くても色が・・・とか。後で送る事もできると言われても・・・今すぐに欲しいわけで、結局は色には目を瞑って、靴底のクッションがコレなら許容範囲と思える一番サイズの良いものにした。つまり、「わー素敵、欲しい」というわけではない事が残念、本当に靴は難しい。でもお陰でホテルへの帰り道は普通に歩けた。普通に歩ける喜びを味わった。
追悼式は2時からだったけど1時頃に着く電車では何かあったら間に合わないから一本早いのに乗ると11時頃に着いた。さらにそれに乗るためには家を6時出発と真っ暗な中を自動車で走り出した。途中でサンドイッチを買う時間くらいあったけど、片道5時間と思うと、やっぱり遠い。選挙の時にはこれを日帰りしたんだから、私ってすごい。ホテルのチェックインは4時だけど、荷物を預かってもらって会場へ向けて歩いた。途中で昼を食べて、セレモニーに参加して、私の靴を買って、帰りは途中で夕飯食べて・・・ホテルにチェックインしたのは午後9時だった。なんと長い1日だったことか。足の痛みはだいぶ体力を消耗した。
ヒルトンホテルのアカウントを作ったので、その系列のホテルだとデジタルキーというのが使える。スマホでチェックイン、スマホで部屋の鍵が開けられ、スマホでチェックアウト。ホテルの人に会う必要がない。荷物を預かってもらったから一言二言話はしたが、便利なものだ。ただ部屋に入ってびっくりの狭さ。ベットの脇は人一人が歩ける隙間しかなく、その狭い部屋の隅にセーフティボックス幅くらいのクローゼット、そこにセーフティボックスもあり、アイロンやアイロン代も入っていた。その狭い部屋の割にバスルームは広く、シャワーだけだけど、必要なものは全て置いてあった。もちろんテレビ、コーヒーメーカーや冷蔵庫もあった。良くぞ頑張って設置した、って感じ。ベランダもあったけど、16階のそのベランダって安全?という恐怖心から出てはみなかった。ただ、部屋は清潔そうだったから不快感はなかった。でもこれ600ドルって高い、としか思えなかった。最初は日曜の夜に泊まる予定で別なホテルをとっていた。で、土曜は日曜よりも高いという事が判明したので、これも致し方なく目を瞑ってとったけど、本当になんでも高くなった。
翌日日曜は冬時間の始まりで、朝7時のアラームは前日と同じなら8時で1時間余分に寝たわけなのに、全然そんな気がしないくらい疲れていた。昼は最近NYC近くの街に引っ越した人とランチをする予定だったので、朝は軽く・・・とコーヒーとドーナツ、部屋でポップコーンやおやつを食べて電車の時間までゴロゴロした。そしてここから家にたどり着くまでまた5時間の道のりに短いランチ時間で6時くらいに家に着いた。二日間留守にしたので家は冷え切っていたけれど到着すると「我が家が一番」を実感する。