今日も・・

曇り空で、肌寒い気温。ただ雨は落ちないという予報を信じて洗濯物を外に出した。秋の天気は変わりやすいというけれど、本当に当てにならない最近の天気予報。今年の紅葉が今ひとつ綺麗じゃないと思うのは少ない晴天のせいもあると思う。だいぶ葉が落ちてしまっても日差しが山を綺麗に照らす瞬間には、びっくりするような色を見る。

肌寒いけれど着て凌げる寒さは着て過ごす。薪ストーブをつけるのも面倒なこの頃。。。オイルは・・まだ、もったいない。本当に寒い時に使う、と言いつつここ数年は朝ちょっと、夜ちょっと、と使う頻度が増えた。薪を運んで火をつけるよりボタンを押す方が簡単だからだ。歳をとるってこういう事なのかな、と思う。押せるボタンがある事にも感謝である。そうでなかったら我慢するか、頑張って薪を運ぶかの二択になる。生活を楽しむって体力があればこそ、と思う事が増えた。

さて、昨夜は練習したクラリネットコンチェルトの伴奏を録音してみた。オケのイメージで練習したのだけど・・・いやいや、録音はどんだけ正直かって恨めしくなった。オケのイメージはおいといて、まずはきちんと粒の揃った音が出るように練習しようとしか思えなかった。バイオリンの刻みやティンパニや金管楽器が醸し出す重厚感、気分はすっかりオケだったのだけれど・・・実際の音は何も表現していなかった。ピアノの調子も湿気のせいで今ひとつと思うけど、ピアノのせいにするにも限度がある。曲はウェーバーのクラコン1番。出だしの4小節くらいは吹けるかな、音域も一応射程範囲と思ったけど、そう甘くはなかった。音は出るには出たが全然美しくない高音、この最初の一音すら、思った音が出ないのは致し方ないとしても、音楽として許せる?ような音でない。練習曲でも一番高いドレミあたりは吹くのも苦しい、その苦しさが滲み出ている。でも練習だからどんなに嫌な音が出ても吹かねばならぬ。。講師は「最初はそんなもんで、出れば良い」と音程や音質は細かい事を言わない。もちろん言われてどうにかできるとも思えないけど、10年くらいかかるのかな、と言うと「そんなにかからないでしょう」と言う。でも練習しないとはいえ、思い立って始めてから既に5年経っている。コロナで2年休んだとしても3年、はや〜い。やっぱり10年くらいすぐに過ぎると思う。

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