暑いか寒いか・・・

昨日の夕方、マサチューセッツ州レノックスでのジャズフェスへ出かけた。演奏は1時から始まっていたけれど、知人の旦那様の息子さんの演奏は夕方だったのでその時間に合わせて出かけた。息子さんはサックス奏者でサックスに限らず吹くものならなんでも、その辺にある葉っぱでもすぐに吹けるという話を聞いた事がある。普段はNYCで活動をしているそうで、たまにこちらに来る時には知らせてもらっていたけれど、夜に自動車で1時間のドライブと考えるとつい出るのを躊躇っていた。昨日は時間も遅くなく、よく知っている場所だから同じ1時間の道のりもそう遠く感じないところ。おまけに天気も良くて最高のお出かけ日和だった。木陰では寒いと感じるほどの気温、秋晴れの青空の下での野外コンサートは気持ちが良かった。

その息子さん率いるカルテットでドラム、ベース、キーボードという編成。サックスの他にトランペット、ベースサックス?(かなり大きいサイズのサックス)の3本を用意していた。いつも演奏を共にしている仲間だそうだけれど、その音楽の美しい事、完璧なアンサンブル。無駄な音が一つも無い、を実感できるクリアで美しい演奏だった。サックスもリード楽器だから音程はピアノのように一定でないはずだけど、その音程の確かな事。息の長さもどこかに別ポンプでも用意してるのかと思うロングトーンを曲の最後に披露して見せたり、音量、音色共にその幅の大きさにも驚いた。どの曲も心地よくリズムを感じられる良い音楽だった。また聴きたい。

今朝はセーターを着る気温の朝で、2週間後に控えた収穫祭の準備に縫い物を始めた。昨日、やりかけて止まっていた袋を一つ完成、もう一つがあとひと息というところ。生地を織り上げても袋を作るにはその付属品を用意せねばならず、作り始めてから「・・・」と思う事も多々あり、そうして作業が止まるとそこから「・・・」を克服するために数ヶ月かかる事もある。紐一本作るのに数ヶ月というような感じ。やれば直ぐなんだけどね、方向転換には今まで以上に時間がかかるようになった気がする。収穫祭では卓上の織り機を持って行ってデモをする。お客さんはもちろんだけど出店者の家族も多くいるので、またその子供たちも遊べると良いなと。今年は本当にやる気の出ない一年になってしまいそう。3月でやる気エネルギーが切れて依頼、なかなかチャージできない。

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