すっかり秋模様

窓から見える緑色も徐々に秋の色に変わりつつある。庭のメープルの木など少し黄色みがかってきた。今年は本当に雨が多く、今日の湿度も80%越え。後2週間くらいしたら新学期が始まり、紅葉がりに観光バスが走り出す季節だ。

今日はパンを焼き、クラリネットの練習をし、そろそろ次のイベントに備えて袋物を作り始めたいところ。やる気になるのを待っていたら人生終わってしまいそうな気がするので、とにかく始めなければ・・・と云う感じ。

最近の日本のドラマ、会話の相槌に「そうなんですね」と云うのが耳につく。たぶん私は使ってこなかったし、私の時代にはあまり使われなかった返事なんだと思う。そしてもうひとつ耳につくのは「それが正解」とか「正しいこと」と云うようなフレーズ。もちろんそこで「正解である」と断定しているわけではないけど、その事の是非、善悪を決定することを誘導しているような。

今朝、100年前に現在の千葉県野田市で起こった福田村事件の映画の記事を見た。記事を読んで興味はあるものの、見ない方が良いかなと思う映画な気がした。遠藤周作の「沈黙」を見た時に「本だけにしておけば良かった」と思ったからだ。映画が悪いと云うわけではないけれど、見たくなかったな、と思う映像がたくさんあった。たぶん若い時だったら見るエネルギーもあったかもしれないし、こういった話を現実と切り離して見る事ができたのだと思う。でも、最近は見るエネルギーがない。最近の若い人向け刑事ドラマ、惨殺シーンや暴力シーンが多いと感じる。なんというか自分が正義と信じたら人殺しもあり得る、って怖すぎるだろう。本当にそう云うシーンが増えたのか、自分に見る体力がなくなったのでそう感じるのかわからないけど、なんだかなぁ、と思う。医療ものドラマも「私失敗しないので」は医療版水戸黄門だと思って見ていたけど、今回見始めたGet Readyというドラマは「助ける価値のある命かどうか」って、なんだかなぁ、何様?と思いつつ、4話まで見たところ。最近見たドラマは「女神の教室」とか「それってパクリじゃないですか」、日本と同時配信らしい「知らなくて良いこと」とか「こっち向いてよ向井くん」とかは怖くなくて良い。映画「記憶にございません」ってのも姉がいる時に一緒に見て、これは面白かった。アメリカ映画にも似たようなのがある。大統領が急病でその急場を凌ぐためにそっくりさんを使うと、なぜかそれまでの最悪の大統領から一転する話。

さて、今日は肌寒くセーターを引っ張り出した。いやいや、この気温差、相変わらず大きい。

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