歯医者、終了

右の奥歯が沁みるようになったので通い始め、一番怪しげな奥歯一本を詰め替えた。幸運にも虫歯ではないようで、古くなった詰め物が薄くなったりで沁みるんじゃないかと。で、改善はされたような気はするものの、完全には治っていない。その治療の際にクリーニングを勧められ、1月にとった予約とは別に7月に予約を入れた。その時にまだ沁みることを言うと、右側上下に詰め物が壊れ始めているものがあるので、それも直そうということになったのが今日の予約。上は痛みや沁みることはないけれど、詰め物が壊れて穴が深いことは実感していた。何せお金のかかることなので痛くなければいじりたくないとも思うけれど、もしかしたらそのうちに問題になるかもしれない。今日一回で治してもらえるんだったら、わざわざお断りをする事もないかと、今日は2本、古い詰め物を取って詰め替えた。

毎回麻酔をするよ、といっているのか、麻酔をしても良いか?と聞かれているような感じなんだけど、麻酔無しでやってくれ、なんて人がいるんだろうか。子供の頃の歯医者の麻酔は深くなるとかなり痛い思いをしたような気がする。20も過ぎた頃に「無痛治療の歯医者」と言う宣伝の歯医者に行くようになり、要は麻酔で痛くないようにしてくれるって事なんだな、それって良いな、と思った。でもあの独特の音は無くならないので、痛くはないけどいつもものすごく緊張している事に、終わった後に気がつく。今日も終わるとフラフラするくらい緊張していた。

ただこの歯医者さん、私はとても気に入っている。痛くしないし、説明も的確。PULLANOと言う名前はイタリア系のアメリカ人かと想像している。この前の詰め物もほとんど違和感なく馴染んだ。今日ので冷たいものが染みる現象が治ると良いのだけれど。最近では右に冷たいものがいかないよう食べるのも上手になり、固いものも噛まないようになり、なんら不便を感じていなかったりもするのだけれど、やっぱり両方で噛めた方がいい。

今日の治療費550ドル。詰め物はキラキラ光るのか、白いのか、と言う選択があったが、白い方が良いと思ったので値段は聞かずに「白」をお願いした。はっきりと言わなかったけど、白い方が少し高いらしい。たいして違わないともいっていたが。最初に詰め物は何を詰めても構わないか?と言うような質問があり、「構わない」と答えたらどっちを選んだのかわからないけど、ニカっと笑ってキラリと光るのはダイヤモンドならばともかく・・・やっぱり光らない方が良い。私は経験がないからこの金額が高いとか、安いとか言えないけれど、彼曰く妥当で良心的な金額なのだと想像する。ただ、我が家の生活水準からすると、払えない額ではないけれど、決して安いものではない。

明日運ばれてくるスタンウェイのグランドピアノよりも高いのだ。近い将来の引っ越しを見据えて、在庫を減らそうといっているのに、また一台買ってしまったらしい。買い手があれば直ぐに売れそうなピアノではあるけれど、どこに置くんだい?

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