PCを捨てるのって大変

もう何が入っているのかも定かでない古いPCだけどデータを安全に削除する方法をオンラインで見るに、特別なソフトでちゃんと削除しないと復元できてしまうとか、データの消去って難しそうな事が書かれている。復元してまで見たい情報があるとは思えないPCだけど、そういうオンライン情報をちらっと見ただけでうんざりしてくる。2007年Macの方は完全消去という項目があり、OSのCDもあったので2日近く時間はかかったけど、一応それをやった。キレイになったと信じたい。2001年のPCについては起動ディスクは自分で作るタイプのものだったか、とにかく何もない。一枚残っていたフロッピーディスクに「起動ディスクを作る」という作業を試みたものの、起動はするけどその後の使うコマンドを知らないので「・・・・・」どうしたものかと思う。もうすっかり使い方すら忘れていて、何がどこにあるのか、どう操作するのかも思い出せない。「まだ何も知らない18歳、もう何も思い出せない81歳」の81歳の心境。

結局壊してハードディスクを破壊するのが一番安全な方法な気がする。

今朝は知らないアドレスから私のメルアドに彼のソーシャルセキュリティ番号の下4桁が書かれたメールが届いた。いつものスキャムメールのようなリンクなどはついておらずopyuと書かれていた。コレは何を意味するのかわからないけど、私たちの個人情報が拡散されているという事はこんな時に実感する。彼が若い頃はソーシャルセキュリティ番号を保護するなんて考えはなかったらしく、彼の軍服、持ち物には番号がフルに書かれていたそうだ。今は本人確認の一つとして下4桁を尋ねられることは金融機関や今回の電話機種変更などの時によくある事だけれど、全部をいうような事はない。今朝はキミの悪いメールが来たなと思った。

ただもう心配しても始まらない。

これからコンピューターやスマホを手放す時には今まで以上に情報漏洩に気をつけないといけないと思うと、手放さないのが一番安全なのかと考えたりする。だって見かけは完全消去されているように見えても復元できるって聞けば、手放さない、完全破壊しか外に出さない方法って思いつかない。と、ちょっと考える朝であった。

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