PFOA血液検査

NY州がやっているんだろうけど、どこぞかの大学の研究室が行うPFOA検査で昨年あたりから時々参加を募るハガキが届いていた。で、今日その検査に行ってきた。数日前に電話での問診、そして送られてきたパッケージの指示により今日は朝イチの尿を持って血液検査に出かけた。で、そこでは収集された血液や尿の取り扱いについて、州の保健機構が私たちの病歴記録を見ることに同意する、しないなどの細かいことにチェックをしたりサインをしたりで、なーんと1時間ちょいかかった。彼はPFOAの検査や調査には参加したいけれど、州が自分の健康履歴を勝手に見たり使ったりする事はしてほしくないという事で、私も同じようにしておいた。こういう時に、英文を注意深く読まないと自分の勝手な解釈で曖昧な事を書いてしまうことになるし、こういう時の意識が私に全く足りていないところだと思う。彼は血液も尿も保存してほしくないというので、私もそれにならっておいた。おそらく危機管理感覚の欠けていると思う私にはどっちだっていいじゃん、というような事も彼は是非がはっきりしている。でもこの頃は少し考える。自分の名前で悪い事をするのは嫌だけど「政府」とか「NY州」とかいう組織の中でなら「悪いかなぁ」・・・っと思いつつも何かを行うのはそれほど抵抗がない人も居るかと思う。前に勤めた会社でパートの女性がそういう人だったと思う。「これは違法だから自分は絶対にやらないけれど、社長の命令ならばやる」という話。私には誰の命令だろうとやるのはアンタじゃろ?と思ったが、ふーんと考える話でもあった。だから極力必要ないと思う組織に情報を渡さないのは原則かも。

以前の検査結果も持参した。いろんなものを取っておいても見る事なんてないのでしまって以来初めて引っ張り出した。大騒ぎになったのが2016年でその後2018年に検査を受けている。そんな記憶もすっかり消えていて、2回も受けたんだっけ?と考えても思い出せない。数字を見てもそれがどんな数字かもわからない、ただうちは二人だからそれぞれを比べることはできて、私の方が最初の検査結果が高く、でも2年後の数値の減り具合は私の方が断然大きくて面白いもんだと思った。今回の結果も郵送されるのだそうだ。楽しみ。

でもって、協力のお礼というのか、50ドルのギフトカードをくれた。ご飯でも食べに行こうかね。

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